アルツハイマー型認知症の症状がどんどん悪くなって、進んでいくとどうなるのか? 気になりませんか?うちの母親のことであればお話ができます。参考にしてください。こちらの記事では、アルツハイマー型認知症が進むとどうなるかを書いていますので、参考にしてください。
アルツハイマー型認知症
まず、アルツハイマー型認知症というのは、脳が委縮してしまう病気です。
アルツハイマー型認知症が進むと、植物人間のようになります。殆ど寝たきりとなります。
途中でアルツハイマー型認知症意外の大病を患うことがなければ、いつかは衰弱して他界してしまいます。うちの母親は、症状がかなり進んでしまって殆ど寝たきりの植物人間に近い状態となってました。瞬きすらもしなくなってしまいます。
別の病気で亡くなられる場合
物忘れなどから始まり、徐々に進行していきます。なので、症状が進んでいくと人間としての活動ができなくなります。自分で立ち上がることも、歩くことも、飲食することもできなくなります。飲み込む力も弱くなりますし、食物が気管支に入ってしまい、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になってしまうこともあります。うちの母親は誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になりました。
身体が丈夫な人の場合
身体が丈夫な人の場合、アルツハイマー型認知症を患いながらも長く生きる人も居ます。
うちの母親の場合は、若年性だったので、63~64歳くらいにアルツハイマー型認知症を発症して、既に10年が経過してました。2019年で76歳となります。いまだに身体だけは丈夫です。ですが、アルツハイマー型認知症が進んでいるので、人間としての活動が全くできません。このまま衰弱するのを待つだけという状態となっています。
初期段階 介護認定 2~3
自分で歩けるし、動けるし、自転車に乗れるということもあって、徘徊が多かったです。徘徊するつもりはないと思うのですが、買い物に出かけると帰り道が判らなくなったりすることが多かったです。この頃は、自分でトイレに行くことができました。
中期段階 介護認定 3~4
トイレの場所が判らなくなり、お風呂場は玄関で用を足すということがありました。また、物忘れなども進んでいき、洋服タンスの中にお皿やお茶碗を片付けたりするということもありました。また、うちは猫を飼っていたのですが、猫を冷蔵庫に片付けてしまったりという奇行が目立つようになってきた時期でした。症状は個人差があります。認知症が進むにつれて、暴れる人もいますし、大人しくなる人もいます。うちの母親は大人しいタイプです。ですが、この時期というのは徘徊も増えます。
後期段階 介護認定 ~5
自立歩行ができなくなり、車いすが必須となります。自分で食事を摂ることもできなくなりますし、寝たら寝返りをうつこともなくなるので、床ずれを気にしてあげる必要があります。既に、他人の会話の意味を理解することが難しくなります。動けない、立てない、話せない、食べれないとうい状態です。
アルツハイマー型認知症が進行すると徘徊しなくなる
アルツハイマー型認知症がすすむと徘徊しなくなります。というよりも、徘徊できなくなります。症状が進むと自分の名前も分からなくなりますし、助けが無ければ自分で立つこともできなくなるからです。ですから、症状が進むと(悪化すれば)寝たきりに近い状態となり、症状が軽度のときよりも介護はしやすくなります。
寝たきりになると要介護が下がる?
アルツハイマー型認知症で寝たきりになると、今までよりも介護が楽になると判断されることがあり、要介護が下がる可能性があります。例えば、現在が要介護4で既に寝たきりとなり、あまり手が掛からない状態になると、要介護3に下げられたりすることがあります。同じく介護をしている知り合いのなかで一件だけ、そのような事例があったことを聞いてます。
うちの母親の場合
そして、うちの母親の場合は、介護認定5です。
誤嚥性肺炎となり、入院をしました。
人工呼吸器をつけて、酸素を送っており、点滴で栄養を摂っていました。
ほとんど、植物人間状態となっており、衰弱して、亡くなりました。
身体はあるていど丈夫だけど、アルツハイマー型認知症が進んでいくと、植物人間状態となります。なので、アルツハイマー型認知症にならないことが大切ですが、もし家族の方がアルツハイマー型認知症となってしまったら、しっかりと介護してあげてください。