創価学会だった親が亡くなったときにやること

うちの両親も創価学会でした。創価学会だった場合、葬儀が友人葬だったり、仏壇はどうするのかなど色々と悩むことがあるかと思います。この辺りを私が実際に経験したことを書きますので、悩んでいる人たちの参考になれば幸甚です。

創価学会だった親が亡くなったときにやること

 

親が創価学会だったという人は多い

先にいっておきますが、自分の親が創価学会で、自分はあまりやってないんだけど、仏壇とかどうしたら良いのか判らないという人は、実はかなり多いです。なので、自分一人だけが悩んでる訳じゃないので安心してください。意外と同じことで悩んでる人は多いです。

うちの両親も創価学会でした。

うちの母親はアルツハイマー型認知症を患ってました。それもかなり重篤で精神障害手帳を持っているほどでした。誤嚥を繰り返して、入退院も何度か繰り返している時期でもありました。当時は、デイサービスに通っており要介護の生活をしていました。この時期から、既に地元の創価学会の人達からの気配り配慮などは頂いてました。といっても、スーパーに買い物に行った時に顔を合わせたら挨拶がてら近況報告をするというような感じでした。

私は座談会などには参加してませんでした。学会の人でうちの母親とも仲が良かったということもあり、その人にうちの母親の近況などを話してました。つまり、自分が住んでいる地域、同じ町内の学会の人とは、けっこう顔見知りで挨拶もするし、近況報告ができるような状態であったということです。

もしものことがあったら、連絡してねということを言われてました。

どちらかというと母親の方が一生懸命に学会の活動に参加していた記憶があります。たしか、地区の婦人会の部長とか区長とか、それくらいの地位になるほど頑張っていた記憶があります。聖教新聞もとってました。お墓も池田代作記念公園を購入済みでした。ということから、母親の葬儀は創価学会の友人葬となりました。

どうして友人葬になったのかなど初めの流れなどから書いてます。

 

創価学会の仏壇どうするの?

亡くなった親が創価学会だったけど、自分は創価学会じゃないという場合、仏壇をどうしたらよいのか迷います。
仏壇じまいすることができます。

創価学会の仏壇じまい

 

創価学会のお墓がある場合

既に親が創価学会のお墓を購入してる場合、そのお墓の権利を譲渡することと、そちらのお墓に納骨するための手続きが必要となります。
創価学会のお墓と納骨(納骨費用)

要介護認定の申請に関する勘違い

 

要介護認定は介護する側の労力で決まる

介護する側がどれほど大変なのか、どれほど介護支援が必要なのかをチェックして決めます。簡単にいってしまえば、介護する側がどれくらい大変なのか、介護するために日常生活に支障が出ているのかどうかで要介護度が決定されるということです。症状が重いからとか、重篤な状態だからという理由で要介護が高くなることはありません。

症状が重いかどうかで決まらない

よく勘違いされるのは、症状が重いからとか、寝たきりになってしまったから要介護度が高くなると思っている場合です。症状が重くなっても、要介護度が上がるとは限りません。

要介護認定はどのように行われるか|厚生労働省のサイト
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/nintei/gaiyo2.html

 

癌患者の父親 要介護4だった

癌患者の場合、要介護認定が取り難いと言われています。
ですが、うちの父親の場合、要介護認定4を戴けました。

その時の話しを書きます。

うちの場合、母親が既にアルツハイマー型認知症要介護5誤嚥を繰り返しており、既に入院状態でした。その中で父親が癌となり、通院で抗がん剤治療をすることとなりました。父親は体力が無くなってきていたので、病院ではもっぱら車椅子で移動をしていましたが、車椅子を押していたのは私です。一度、病院に行けば、採血、CT、検査などで朝から晩まで付き添わなければいけませんでした。

診察予定が詰まっているときは、午前9時30分から診察を受けて、帰宅すると夕方の5時くらいということもありました。このようなことから、私の日常生活に支障が出てしまいます。仕事もまともにできません。このような場合、要介護度が高くなることがあります。実際のところ、父親の要介護認定申請をしていましたが、要介護4を頂くことができました。

が、要介護4の通知を頂いたときには、既に父親が亡くなってました。残念でした。

 

症状が重いから要介護度が上がるは間違い

上述したことから理解戴けるかと思いますが、症状が重いからといって、要介護度が上がるとは言い切れません。アルツハイマー型認知症の場合、寝たきりになってしまうと、介護としては手間が掛からなくなるので、要介護度が下がることもあると言われています。うちの場合は、要介護度が下がることはありませんでしたし、要介護度が下がったというのは、私は聞いたことがありません。

ありがちなのが体力が衰えてきて、立ち上がれなくなった場合、要介護認定を受けると、いきなり要介護3とか要介護4とか認定されると思っている人も多いようですが、立ち上がれなくなって、寝たきり状態となった場合、要支援1か要支援2くらいとなります。私は、要介護認定の調査員ではありませんので、言い切れません。不安がある場合は、包括ケアセンターなどに相談をしてみると良いです。

 

適切な要介護認定を受けるために

適切な要介護認定を受けるためには、訪問調査員の人の質問にしっかりと答えることです。そして、介護するうえで何に困っているのか、日常生活に支障が出ているのかどうかを明確にして、説明できるようにしておくことが大切です。

要介護認定を受けたら介護保険を使わなければいけません。必ず使わなければいけないという訳ではありませんが、介護認定度が低い場合、介護保険を使って、限度枠が超えてくると、介護度が上がりやすくなるとも言われています。

つまり、介護保険限度枠が超えるというのは、それだけ介護が大変であるということであり、お金も掛かるということになります。
矛盾しているように感じますが、それが介護保険です。


アメブロでも書いてますので、そちらも併せて読んでみてください。
父親の要介護認定がおりていた 要介護4でした|アメブロ

親がアルツハイマー型認知症になったらやること

親がアルツハイマー型認知症になったら以下の流れのように、はやめの行動をすることが望ましいです。私の母親がアルツハイマー型認知症と診断されたときに、何をしたのかを紹介します。少しでも参考になれば、嬉しいです。

 

お金のことよりも介護する環境を整えること

親がアルツハイマー型認知症になったとか、介護をしなければいけないとなったときに、直ぐに思いつくのは、お金のことです。ネットで検索をしても、お金のことばかり書かれています。親の介護にお金がどれくらい必要なのかとか、将来のことを考えましょうとか。そういったことも大切なのですが、もっとも大切なのは親を介護するための環境を整えておくことでです。これができていれば、自分への負担を減らすこともできます。

親を介護するための環境というのは、要介護認定をはやく受けること、信頼できるケアマネージャーさんを紹介してもらうこと、先を見据えてデイサービスの利用を考えること、さらにその先のことを考えて、特養などの施設を利用することになることを考えておくことが、とても大切です。

 

保険証、病院の診察券、年金手帳などを探しておく

親がアルツハイマー型認知症となって、これから必ず必要となるのが、保険証、病院の診察券、年金手帳です。年金手帳は今すぐ必要ではありませんが、探しておくと良いです。

そして、保険証は必須です。介護保険証も見つけておくと良いです。これから、介護するうえで必要となります。また、今まで通っていた病院の診察券もあれば探しておくと良いです。診察券があれば、病院側としてはカルテや履歴が直ぐに確認できるので、病院の予約や診察、今まで使ってた薬なども確認できるので、様々なことがスムーズに進みます。

また、お薬手帳も見つけておくと良いです。

 

要介護認定申請をすること

とにかく、要介護認定の申請をして、介護認定を受けなければ、介護保険を使うことはできません。意外としられてないことだと思います。うちの母親の場合、アルツハイマー型認知症であると診断してくれた、病院の先生から、直ぐに介護認定の申請をするようにと言われて、直ぐに申請をしました。

介護保険が使えると、介護関連のコスト的負担を減らすことができます。

介護認定の申請は、市役所で行いました。市役所の介護相談窓口、または介護保険関連窓口というところで、介護認定の申請をします。地域によって窓口の呼び名は異なるかと思います。

介護認定を受けたい本人が居なくても、市役所の窓口で介護認定の申請が可能です。他のサイトでは、介護認定の申請書に必要事項を自分で記入するとありましたが、うちの場合は、市役所の人が記入してくれましたが。その方が間違いがありませんし、はやいからだろうと思います。介護保険被保険者証を持参する必要があります。

そして、介護認定を受けるには、訪問調査があります。自宅に係りの人が来られて、症状を確認されます。その時の、日時を決めます。これも市役所の窓口で決定します。そして、訪問調査を行ってもらって、状況を持ち帰ってもらい、審査して、介護認定結果が郵送にて通知されます。すべてが終わるまで約2ヶ月くらい要することがあります。

なので、とにかく急いだ方が良いです。

主治医の意見書があるとスムーズ

要介護認定を受ける際に、主治医の意見書があるとスムーズです。診断書でも良いです。アルツハイマー型認知症であると診断してくれた医者の診断書、意見書があれば要介護認定がとりやすいです。

アルツハイマー型認知症の初期症状の場合、要介護1~2くらいしかとれないことがありますが、医師の診断書、または意見書があると、いきなり要介護3などがとりやすく、はじめから充実した介護がしやすくなります。

介護認定申請の方法

 

ケアマネージャーさんを見つけること

そして、信頼できるケアマネージャーさんを見つけることです。これから介護をするにあたって、何もかもが初めてなので、周りにケアマネージャーさんなんて居ないという場合も、焦らなくて大丈夫です。心配無用です。市役所で要介護認定の申請をするときに、ケアマネージャーさんが居なければ、探してくれたり、紹介してくれたりします。

ケアマネージャーさんは、見つけてもらった方が良いです。
これから介護をするにあたって、色々とお世話になるからです。

ケアマネージャーさんは、殆どの場合が地域のデイサービスなどに所属していることが多いです。紹介をしてもらったら、いちど挨拶しておくと良いです。その場合、自分がデイサービスに出向くのも良いです。ケアマネージャーさんによって対応が違う場合が多いですが、わざわざ自宅に来られる人も居ます。

 

デイサービスを探すこと

デイサービスは、通所介護と言います。
自宅から施設に通って、介護をしてもらえます。

要介護認定の申請が通って、介護認定を受けたとしてます。介護はじまったばかりなので、要介護認定1とか2とかになるはずです。要介護認定度が低い場合は、デイサービスが利用できないことがあります。このような場合は、在宅介護が必要となり、もっとも大変な時期になるかと思います。

ただ、将来的には症状が進みますので要介護認定の度数はあがっています。すると、デイサービスを利用できるようになりますし、利用しなければならない状況となります。そういったことを見据えて、どんなデイサービスがあるのかをケアマネージャーさんに相談をしておくと良いです。


駆け足で要介護認定の申請から説明をしましたが、まずは市役所で相談、ケアマネさんが居れば、ケアマネさんに相談をすると良いです。勝手に判断をするのではなくて、市役所など専門家に相談をしてすすめていくと良いです。

 

口座預金

親がアルツハイマー型認知症となったのであれば、軽度のうちに口座預金の通帳、カード、口座開設時に使った印鑑を探しておき、いつでも使えるように手元に置いておくことが必要です。アルツハイマーが進んでしまって、口座預金のことも判らない状態となったら、必要なお金を引き出すこともできなくなってしまいますし、口座の名義変更をするときも大変なこととなります。

 

不動産などの名義

不動産などの名義変更もしておくと良いです。生前贈与となり税金が発生することがありますので注意が必要です。アルツハイマー型認知症となってからの不動産の名義変更はできません。成年後見人をつけなければ名義変更することができません。

 

その他、公共料金の支払いなど

その他、電機やガスなどの公共料金の支払いなどは、どのようにしてるのか確認しておくと良いです。殆どの場合、口座振替(口座からの引き落とし)となっているとことが多いので、使用されてる口座を把握しておくことが必要となります。また、念のために銀行口座の通帳、カードなどを探しておくと良いです。

また、携帯電話を使用されてる場合、契約内容、毎月の支払のことなどを確認しておくと良いです。