創価学会の法要・四十九日

 

創価学会の法要・四十九日

友人葬を行った場合、法要・四十九日に関しても学会のやり方に則って進められていくことが多いです。うちの場合も結局のところ創価学会のやりかたに沿って四十九日を行いました。家族だけで四十九日をしたいと思っていたので、自宅でやろうと考えました。が、結局のところ学会の人達から連絡が入り、順番に自宅に来られてお経をあげてくれました。うちは別に大きな家ではないので大勢で来られると困ってしまうので、数人ずつ家に来られたのですが、結構大変でした。

創価学会 法要勤行会(ほうようごんぎょうかい)、諸精霊追善勤行法要(しょせいれいついぜんごんぎょうかい)など、地域の創価学会の会館で何人かの人と合同で法要が行われます。多くの人が参列されるので、ある意味では賑やかで華やかな法要となります。

 

池田記念墓地公園

創価学会の墓、池田記念墓地公園を利用しており、そちらに納骨をした場合は、池田記念墓地公園の礼拝堂で法要を行ってます。池田記念墓地公園の事務局に確認されると良いです。毎週末行っているところもあるようです。

創価学会 諸精霊追善勤行法要

創価学会では1年に2回法要があります。ざっくりと、夏と秋となります。

夏の法要(お盆)は、諸精霊追善勤行法要があります。
秋ごろのお彼岸には、彼岸勤行法要があります。

どちらも地域の創価学会会館で行われます。
うちの母親、父親は夏前に亡くなったので、夏の法要(お盆)の諸精霊追善勤行法要で会館にて法要をしていただけました。
創価学会の諸精霊追善勤行法要 雰囲気

創価学会の仏壇じまい

 

仏壇はどうするのか

創価学会の仏壇が不要となったらどうするのか。箪笥などと同じように廃棄しても良いみたいです。買い替えをする場合は、仏壇屋さんに引き取ってもらうことができます。が、学会の仏壇は受けられませんと断られることが多いです。

学会はちょっと特殊というか、仏具業界では商圏が決められてるようです。

仏壇じまい

ネットとかで検索すると、仏壇じまい とか検索にヒットしてきます。仏壇じまいをお願いしても良いのですが、仏壇を引き取ってもらって、処分してもらうだけでも、意外と費用が掛かります。

その業者によっても料金が異なりますが、2万円~4万円くらいの費用が必要となります。

不用品回収

仏壇じまいするだけで、そんなに費用が必要となるのであれば、遺品整理とか不用品回収で他のタンスや家具などといっしょに回収してもらったほうが割安になることがあります。うちの場合は、他のタンスや家具などを不用品回収してもらう業者さんに仏壇も引き取ってもらいました。この場合の費用は、回収される不用品の量やサイズなどによって異なりますが、仏壇だけで数万円かけるよりは、他の不用品も回収できるので割安です。

 

御本尊はどうするのか

創価学会の仏壇じまいをするときに最も重要視されるのが、ご本尊です。

仏壇の中にある御本尊を処分する場合は、返納という形がベストです。基本的には供養料とあわせて御本尊を返納するという形となります。御本尊の供養料は1000円以上、2000円以上とか地区によって定められてます。

地区の学会の人に相談するか、地区の会館に相談すると良いです。

創価学会の葬儀は友人葬

 

創価学会の葬儀は友人葬

うちの母親が亡くなったときに、家族、親戚、知人に連絡入れつつ、葬儀屋にも連絡をします。そのときに創価学会の人にも連絡をいれました。知り合いの人が地区の婦人部長となっており、この人を通して地域の創価学会の人に連絡がまわっていきます。

私たち家族は葬儀場に向かい、通夜の日程、告別式の日程、葬儀のプランを決定していきます。その時に、創価学会の人から私に連絡が入り、友人葬で行うということを葬儀場に伝えてくださいと言われて、そのまま葬儀場の係りの人に友人葬でお願いしますと伝えました。

通夜の時間に葬儀場に出向くと、家族、親戚よりも早く創価学会の人達が来てくれており、色々と段取り、準備をしてくれてました。これには驚きましたし、ちょっとした感動もありました。家族ですら仕事があるからとか忙しいからとか、時間通りに行けるか判らないというような状況の中で血が繋がってない創価学会の人の方が葬儀場に早く来てくれていました。これは、本当に感動しました。

葬儀場に早く来てくれることがそれほどに大切なのかどうか?
私は大切だと思います。

故人を想う気持ちがそこにあらわれているのだろうと思います。

 

友人葬の段取り

友人葬の段取りは、学会の人と葬儀場側で話し合って決めてくれます。もちろん喪主である私の意見も取り入れてくれて段取りしてくれます。なので、勝手に葬儀がはじめられてしまうということはありません。

ただ、創価学会の人が多いと、自分たちの意見が通ってないような、自分たちの思い通りの葬儀じゃないような雰囲気にはなってくるのは否めません。この辺りは、創価学会員の人達と話し合いをして調整してもらうしかありません。

創価学会の友人葬というと一般の人たちは参列し難い雰囲気が醸し出されることもあります。

創価学会の友人葬したくないとき

友人葬をしたくないときは、従来の一般的な葬儀をしますということで、お断りすれば大丈夫です。それでも、創価学会の人達が参列したいというのであれば、普通に参列してもらえば良いだけなので、それほど問題はありません。友人葬をお断りしても、創価学会の人たちが参列しながら一般の人たちも参列するという形となります。

友人葬は香典無しでも良い

創価学会の友人葬の場合、香典を持ってこなくても良いということになってます。なので、学会の人達は香典を持ってこない人が多いです。中には、気を使って香典を持ってきてくれる人も居ます。

最も困るのは、創価学会の人が多く参列されてる場合です。あまりにも学会の人が多いと、葬儀場側も気をつかってしまって、学会の人達が休憩できるお部屋を追加しましょうか?となります。お部屋を追加すると料金が嵩みます。だけど、友人葬なので香典がありませんので、葬儀費用だけが嵩んでしまって、想像以上の出費になってしまいます。

葬儀なので、お金のことを気にしてる場合ではないのですが、お金のことは気になります。

また、学会の人達が多く参列されると、喪主の想像していた葬儀にならずにストレスを覚えることもあります。誰のための、何のための葬儀だったのかと後悔することともあります。

 

友人葬は僧侶が来ない

友人葬の場合、僧侶が来ません。創価学会のなかで色々な勉強をして、僧侶と同じくらいの位を持った導師(どうし)と呼ばれる人たちが来てくれてお経をあげてくれます。場合によっては、4人、5人も来てくれて、お経をあげてくれます。重ね合ったお経の声量は大きく、こちらの胸が熱くなるほどです。

お経は長いので、最近はくり返しの無い短いお経をあげてくれます。これも時代の流れなのか、創価学会も葬儀でのお経は短いパターンがつくられたようです。(昔はお経が長かったです)

創価学会のお墓と納骨(納骨費用)

亡くなった両親が創価学会でした。そして、生前に創価学会のお墓を購入していたということもあり、創価学会のお墓に納骨をしてきましたので、その流れなどを書きますので、参考にしてください。

 

創価学会のお墓に納骨

先に納骨をしたときの費用を紹介します。

創価学会のお墓に納骨をした時の費用

埋葬手数料:24,882円(内訳:墓所使用継承手数料 11,682円、埋葬事務手数料 1,3200円)
故人名彫刻手数料:52,381円

合計:77,263円

合計金額が、77,263円となります。意外とお金が掛かるんだなと思われますが、けっこうしますね。最初は私もドキっとしましたが、必要な費用であると思ってます。故人名彫刻というのは、お墓に名前を刻んでくれます。これは、希望される人だけですので、彫刻無しでも良いかと思います。

うちの場合、三重県の中部池田記念墓地公園にお墓を購入してました。兄弟、親戚とも話し合いをして、中部池田記念墓地公園に納骨をすることとなりました。

親が創価学会だった場合、生前にお墓を購入していることが多いです。うちの両親もそうでした。他の人達も似たような状況にあることが多いです。学会員なので、座談会などに参加したときに、周りの人達と一緒に生前墓として購入してるケースが多いみたいです。

親が亡くなって、創価学会のお墓があることを聞いてなくても後から発覚することもあります。

 

創価学会のお墓に納骨をする手続き

まずは、中部池田記念墓地公園(お墓のある事務局)に連絡をします。両親が亡くなったことを伝えます。うちは、たまたま中部池田記念墓地公園ですが、お墓のある記念墓地公園の事務局に連絡します。

お墓の使用者の権利を引き継ぐ必要があるので、その引き継ぎの手続き(墓所継承使用申請書)をする必要があります。必要書類などが後日郵送で送られてきます。必要書類に必要事項を記入します。

墓所継承使用申請書に必要な書類

現在の使用者(親)との関係が判る戸籍謄本(コピー不可)、親が亡くなったことが判る戸籍謄本(コピー不可)が必要となります。普通に親の戸籍謄本を取得すれば、自分との親子関係、親が亡くなった事実(除籍)が記載されてます。

もういちど中部池田記念墓地公園に電話をして、お墓に出向く予約をします。
骨壺、必要書類、埋葬許可書、霊園使用許可書を持参します。

予約必須

納骨するには予約が必要となります。

骨壺に名前を記載して、実際にお墓の下のカロートという空間に納骨をしてもらう人がお世話をしてくれます。そのためにも予約が必要となりますので、予約は必須であると考えたほうが良いです。

納骨するときは僧侶の人とか、学会の人は居ません。
親族のみです。

 

お墓に到着したら

お墓(記念墓地公園)に到着したら事務局に行きます。事務局に入れば、なにも言わなくても係りの人が「納骨のご予約ですか?」と声をかけてくれました。そのまま、手続きを行う窓口に案内していただいて、そちらで必要書類などを提示します。書類関係の手続きの直ぐ隣に納骨の手続きをお願いするカウンターがあり、そちらで納骨の手続き、お墓に彫刻をするのであれば、その依頼などが可能です。

 

創価学会のお墓は嫌だ

私もはじめは創価学会のお墓なんて嫌だと思ってました。なんといっても、うちの親父方の実家はお寺ですから。それは、創価学会のお墓に納骨するなんて親戚からも小言を頂くことになりました。が、結果的には創価学会のお墓に納骨をしました。

両親が生きてる時に、自分たちで購入したお墓ですから、自分たちが亡くなったときは、創価学会のお墓に入ろうと決めてたのだろうと思います。だから、創価学会のお墓にしました。

なので、私の納骨じゃないし、私の意思じゃない。両親の意思、考えで、創価学会のお墓を用意してたワケですから、その意思を継いだということです。


ざっくりとしてますが、創価学会のお墓に納骨したときのお話を書きました。
似たようなことで悩んでる人のヒントになれば幸甚です。


最後に書きますが、創価学会だから良くないとか、対応が悪いとか、そういったことはありません。
むしろ、きちんと対応してくれますし、とても親切ですよ。

アルツハイマー型認知症と誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

2021/04/07 記事更新
アルツハイマー型認知症と誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、とても深い関係にあります。認知症が進むと必ずと言って良いほど、誤嚥という問題に直面するようです。うちの母親も誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)となり、何度か救急車を呼んだことがありました。

こちらの記事では、アルツハイマー型認知症と誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、深い関係にあるということを知ることができます。また、どのような処置をするのかも知ることができます。

 

アルツハイマー型認知症と誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

うちの母親を介護してくなかで誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を知りました。そして、アルツハイマー型認知症と誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は深い関係にあるということを知りました。既に知っている人も多いかと思いますが、これから介護する人も知っておくと良いです。

認知症との合併症としてはよくある症状だそうです。

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

食べ物などを誤嚥(ごえん)してしまって、気管支に入ってしまうことです。場合によっては、そのまま肺にまで入ってしまい、肺炎となることがあり、それが誤嚥性性肺炎(ごえんせいはいえん)です。

認知症が進んでいたりすると、誤嚥していることすら見た目では判り難くなります。いつもより大人しいなと思ったり、なんだか様子がおかしいなと思ったら誤嚥を疑うことも大切です。これは、うちの母親も陥ったことなのですが、見た目的には全くいつもと変わらないのに、歩けなかったり、いつもより前屈み過ぎる姿勢をとっていたり、いつもとは違う挙動をしているなどを見逃さないようにすることが大切です。

うちの母親の場合、自宅で1度誤嚥しており、救急車を呼んだことがあります。
その他、デイサービスでも3回誤嚥しており、救急車で運ばれました。

そして、こないだの誤嚥(2019年3月8日)で完全に入院となりました。

嚥下機能障害に陥っている可能性もあるので、病院で診断してもらうと良いです。

認知症が進んでいると自覚が無い

うちの母親がそうだったのですが、認知症が進んでいると自覚症状がありません。また、自分で誤嚥している、喉に詰まっているということを訴えることもできません。ですから、周り人が気づいてあげることが大切です。いつも介護している、家族の人が顔色を見ただけで調子が良いのか悪いのか把握して上げることが、本当に大切です。

どうして誤嚥するのか?

アルツハイマー型認知症の症状が進むと、飲み込むこともできなくなります。というよりも、飲み込むことを忘れてしまいます。
呼吸をしてるタイミングで食物を吸い込んでしまって、誤嚥してしまうそうです。
つまり、アルツハイマー型認知症が進むと、食べること、飲むことも忘れてしまうということです。

 

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は特養などに入居できない

特養や有料老人ホームを探している場合、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になってしまうと入居できないことが殆どです。もし、特養や有料老人ホームを探している場合は、注意が必要です。誤嚥するということは、簡単にいってしまえば、飲み込む能力が衰えてしまっているということです。ですから、施設で食べ物を詰まらせたり、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になってしまう可能性が高くなり、リスクしかありません。

誤嚥していても入居を勧めてくる

誤嚥していても入居を勧めてくるところもあります。うちの母親の場合もそうでした。母親が誤嚥して入院をしているというのに、特養の入居を勧めてくるところもありました。また、知り合いの特養を勧めてくる人も居ました。それで、入居ができれば自分のところに紹介料などのマージンが入るのでしょう。

誤嚥している場合、基本的には特養や有料老人ホームへの入居は難しくなります。
医療行為必要となりますし、対応が難しくなるからです。

ニュースで見かける、喉に詰まらせてしまったというような事案は、殆どが誤嚥だったりもします。

また、誤嚥する可能性がありながら、特養や有料老人ホームに入居をして、施設内で誤嚥してしまった場合は、家族が向かえにいき、病院に連れていかなければいけません。これが、とても大変です。

このような事情を知っておいて、誤嚥している母親を特養に入居させようとしている人の気がしれません。うまい口車に乗せられることなく、今は何が必要で、何が大切なのかを見極めて介護することが大切です。

 

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は治るのか?

治るかどうかは誤嚥と肺炎を切り分けて考えるようです。

肺炎

肺炎は抗菌薬の点滴で治すことができます。

誤嚥

誤嚥に関しては治らないこともあるそうです。
誤嚥することは、飲み込む能力の低下、喉の筋力の低下などもあり、治らないそうです。うちの母親の場合、飲み込む力が低下していることもありますが、認知症が進んでいるということもあり、人間としての基本的な機能を失われつつあります。誤嚥が治らない場合、クチから食事が摂れなくなりますので、点滴で栄養を摂ることとなります。場合によっては、胃瘻(いろう)などをすることもあるそうです。うちの母親の場合は、点滴で栄養を摂っている状態です。

 

歯を抜くこともあります

うちの母親の場合、入院しているときに前歯を1本抜きました。抜けてしまった歯を飲み込んでしまって、誤嚥してしまう可能性があるからです。このように誤嚥というのは、食べ物だけではなく、自分の歯まで抜かなければならないという大変なことになります。認知症が進めば、どこかで誤嚥に直面することがありますので、上述したことが訪れる可能性があるというのを知っておくことで、はやめの対応ができるようになりますし、誤嚥かもしれないと常に疑って、注意深く介護していくことができます。

 

誤嚥が治らない場合は点滴で栄養を摂る

どうしても誤嚥してしまう場合は、点滴で栄養を摂ります。そして、点滴ができなくなった場合、胃瘻(いろう)をすることもあります。点滴や胃瘻(いろう)でしか栄養が摂れないということは、既に命の灯が消えかけているとも言えます。そのように主治医からも説明を受けました。うちの母親が点滴でしか栄養が摂れない状態となっており、今後の判断をしなければならない時期に突入しつつあります。

うちの母親は点滴だけで延命して、看取りまでしました。そのことは以下の記事で書いてますので、併せて読んでみてください。
アルツハイマー型認知症で看取りと点滴だけの延命

癌末期だった父親を看取るまで

うちの父親が癌が見つかって、検査して、抗がん剤治療をしながら、介護をしつつも看取りまでしました。その全経緯を書きましたので、似たようなことで悩んでいる人の参考になればと思います。アメブロにも書いてます。アメブロの方は、父親の癌の記事(15件) から見て頂ければわかりやすいと思います。

抗がん剤治療で必要となった費用、入院費用も今すぐ判るところは記載しました。その他、領収証を探してますので、不明な医療費などは後日、追記していきます。

いつも駄文で申し訳ありません。少しでも、誰かのためになれば、今後のためになれば、今悩んでる人の心的ストレスが緩和できれば良いなと考えてます。

 

2018年12月末日

体調が悪いとのことで、地元の街医者に行ったところ、別の病院で検査することを勧められた。別の病院で検査をしたところ、もっと大きな病院で施設が整っている、市民病院で検査をされることを勧められました。

この時点で家族は不安になりました。当たり前のことです。自分の父親が重大な病気に罹っているかもしれないのですから、不安になるに決まっています。そして、市民病院で検査をしたところ内蔵にいくつかの影があると診断されました。この影を癌と呼ぶと言われました。

 

2019年1月~2月

市民病院では検査入院をしました。
腎臓、肝臓、腸、肺に転移していることが判りました。

そして、原発となっているのが腎臓がんであることが判明しました。原発というのは、それが大元になっているということです。なので、父親の場合は腎臓の癌がさいしょにできて、そこから転移をしているということです。

そして、原発癌が判明すると、それに効く治療法を模索したり、抗がん剤を選択するということになります。なので、癌の原発を探るということは、とても重要です。

その他の症状

既に癌が転移していたということもあり、心不全の兆候がありました。心不全の兆候という言葉がおかしいかもしれませんが、心臓が弱っていました。腎臓癌であることから、腎機能が低下していることに併せて、心臓の機能も低下しており、身体全体の代謝がし難くなっていました。その影響で全身が浮腫んでいました。

この症状は、検査入院をしながら、緩和させて戴けました。なので、癌の検査入院だったのですが、全身の浮腫みをとるための治療も兼ね合わせていたので、入院期間は約2週間となりました。

入院したときの医療費:調べてます

治療法の模索

主治医と治療法を模索するなかで、別の病院に移って抗がん剤治療をするという案がありました。
そちらの病院で使用する抗がん剤は、1回90万円、3回投与するという治療になるとの説明でした。1回90万円といっても、医療保険の負担が1割負担となるので、1回9万円になるだろう、3回投与しても27万円になるという説明でした。

また、高額医療制度が適用されれば、一ヶ月以上継続して治療を受ける場合、 57,600円で済む(お住まいの地域によって異なるかも)であろうという説明でした。

うちの父親は、医療費のことよりも別の病院に移って抗がん剤治療をすることが嫌だったみたいです。
なんだかモルモットのような扱いをされるような気がしたと言っていました。

そして、今現在治療を受けている病院で抗がん剤治療をすることとなりました。病院に通院しながら、抗がん剤治療をすることとなりました。

抗がん剤治療するのに入院しない

抗がん剤治療するのに入院しないのかと言われることもありましたが、最近は入院しないことが多いようです。通院して抗がん剤治療をするというのが、一般的なようです。

抗がん剤の投与の仕方によっても入院するのかどうかが変わってくるようです。父親の場合、飲み薬タイプの抗がん剤を服用するとのことで、入院はしないということでした。

主治医からはっきりと言われたこと

今後、どのような治療をしていくのか説明を聞いたときに、はっきり言われたことがあります。それは、父親が高齢者であることと、既に癌が転移していることもあり、一生懸命がん治療することはできませんと言われました。

言い方を替えると、もう治りませんよという意味です。
もともと、抗がん剤治療することが、そういった意味だったりするそうですが。

年齢が75歳ともなれば、まずまず平均寿命近くは生きているので、これ以上に延命させることも難しいという意味もあるそうです。年齢が40代、50代とかであれば、必死になって治療して、延命させる甲斐があるということです。

うちには弟が居るのですが、主治医に一生懸命に食ってかかるように説明に対する質問をしていました。が、主治医に喧嘩腰で説明の詳細を求めたところで、症状が好転することは絶対にありません。家族として、親族として、これから何をするのか、何ができるのか、どのような介護ができるのかを考えた方が建設的であると私は思いました。

医者からの宣告というのは、冷たくて酷いことを言われているように受け取られるかもしれませんが、医師としてのこの判断は適切だと思いました。

親族に癌を患っている人が居る場合、このような胸が詰まるようなことを聞かなければいけないことは、けっこう多いです。

抗がん剤治療を勧められる意味

抗がん剤治療を勧められる意味としては、今の癌を摘出したり、手術することが不可能であるということです。医者からはそのような明確な説明を貰えないこともあるかもしれませんが、抗がん剤治療をするというのは、既に手術ができない状態になっていると考えた方が良いです。

うちの父親の場合、明確に言われました。

腎臓、肝臓、腸、肺に転移をしているので、摘出するとかそういった手術は不可能である。
だから、抗がん剤治療になりますと言われました。

 

2019年3月 抗がん剤治療開始

2019年3月から抗がん剤の治療が開始されました。

  • ヴォトリエント錠 200mg
  • 単価:4,142円

これを1日に2粒飲むということです。
なので、1日に8,284円が必要ということになります。
一ヶ月間飲み続けた場合、247,440円となります。

抗がん剤治療はお金が掛かる?

金額面だけを考えると、とても不安になりますし、抗がん剤治療をするとなると、がん保険に加入してないからどうしようと不安になる人も居るかもしれませんが、大丈夫です。上述したように金額を計算すると、とても高額となります。が、高額医療制度が適用となりますので、実際のところは払えない程の医療費になることはありません。

高額医療費制度

抗がん剤治療はもともと高額医療になるということが判っているので、はじめから高額医療費制度が適用された金額を支払ってました。病院で診察を受けます。診察費は病院で支払いますが、460円くらいです。

病院から処方箋を貰い、処方箋薬局に行くと、24000円だけ支払ってくださいと言われて支払いました。細かな計算根拠などを聞くことはできませんでしたが、この24000円を3月に支払っただけで、4月26日の分までお薬代を支払うことはありませんでした。

ぶっちゃけ父親くらいの年齢(75歳)になると、がん保険なども使い道がないと思います。
放射線治療などの高額な先進医療をすることも無いからです。

高額な医療費を支払ったとき(高額療養費)
高額な医療費を支払ったとき(高額療養費)

 

2019年 4月4日 圧迫骨折

父親が自宅で転倒して、圧迫骨折しました。

抗がん剤治療で通院している市民病院に外来で行きました。
レントゲンを撮り、装具を取り付けるとのことで、装具用の型取りをして、装具をつくりました。
装具は実費となります。高額医療として後から役所に届け出ることで返金してもらえるという仕組みです。

装具費用:調べてます

圧迫骨折をしたことから、自由に歩き難くなってしまい、トイレに行くのが億劫となりました。
この時期から、オムツや尿瓶を使うようになりました。

自宅療養は辛い

はっきりって自宅療養は辛いですし、とても大変です。冷静に考えてみてください。自分の父親といえでも、病で苦しむ人間が自分の生活する傍に居るというのは、こちらの心的ダメージが大きいということです。こちらの健康が害されるような気持ちになってきますが、間違ってもそのようなことを言ってはいけません。

なので、自宅療養というのは、自分の父親が衰弱していくのを間近で見ることとなるので、とても辛いです。

だからといって、どこかの施設に入院させるという訳にはいきません。
特養とか、有料老人ホームなどは、癌患者は入居できないことが多いので、そのことも知っておくと良いです。

 

介護用ベッドをレンタル 2019年4月11日

母親がアルツハイマー型認知症で、母親に付いてくれていたケアマネさんに相談をしたところ、介護用のベッドを低価格でレンタルができるとのことでした。月額1500円とのことで、すぐに申し込みをしました。

ただ、月額1500円というのは、介護保険が使えたときの料金となります。
この時点で父親は要介護認定の申請をしていませんでしたので、前後しますが要介護認定の申請をしました。

介護用ベッドの詳細

介護用ベッドの詳細は以下の通りとなります。これだけがセットとなって、月額利用料金が1500円でした。とても低価格だったので、すぐに申し込みをしました。電動リクライニング式でした。

  • ベッド
  • 手すり
  • 褥瘡予防マット
  • テーブル

介護用ベッドの重要性と必要性

介護用ベッドといっても軽視してはいけません。体調が悪い人、癌患者、圧迫骨折をしている人にとっては、床で寝るよりもベッドの方が起き上がったりするのがとても楽です。手すりなどもあった方が安全です。

 

介護認定の申請 2019年4月15日

父親は、介護認定の申請をしていなかったので、介護認定の申請もしました。これは、ケアマネさんが直接動いてくれて、包括ケアに働きかけてくれたようです。

父親の介護認定をすることとなり、ケアマネさんが父親が通院することに同行することとなりました。主治医にも介護認定の申請をすることを話しておくことで、介護認定の調査で連絡が入ったときに適切な回答をしてもらえるように根回しをしたということです。

同行することで介護内容が見れた

ケアマネさんが同行されたことで、私が父親を連れて病院に行って、どれくらい時間を要しているのか、どのような介護をしているのかが垣間見れたはずです。介護認定の申請をしていない状態でしたが、この時点でケアマネさんは、これは絶対に要介護2~3は必要ですと言ってました。

たまたま、この日が午前中から病院に行き、圧迫骨折の診察をするためのレントゲンを撮りました。
心不全の傾向があるので、循環器の先生に診てもらうための採血。
腎臓癌と抗がん剤治療の状態などの診察のために泌尿器科の採血。

圧迫骨折で整形外科、心臓で循環器科、腎臓癌で泌尿器科というように、一日で3つの科で診察をすることとなり、午前からの診察なのですが、全ての診察を終えて、処方箋を貰って、薬を受け取って、帰宅すると午後6時近くでした。

体調が悪いから病院に行くのですが、病院に行くと体調が悪くなるというのは、まさしくこのことです。健常である私ですら疲労感がありましたので、癌を患いながらも圧迫骨折をしていた父親はもっと疲労していただろうと思います。

 

2019年4月24日 訪問調査

要介護認定申請のための訪問調査となりました。
現在の介護状態をヒヤリングをしていただきました。

 

2019年4月26日 通院

ゴールデンウィーク前ということで、診察をしました。
循環器科を受診したのですが、血液が不足している、貧血気味になっているとのことで、急遽点滴をしました。体力が無くなっているので、2時間ほどかけて点滴をしました。

 

2019年4月30日 通院

ゴールデンウィーク前ということで、大きな変化の有無、容態の確認という感じで、泌尿器科を受診しました。抗がん剤の副作用が強く出始めつつあったので、しばらく抗がん剤を飲むのをやめましょうと言われました。

 

2019年5月2日

市民病院で緩和ケアなどに関して相談。抗がん剤治療をしている父親の状態、自宅療養しているなかでも、やはり症状が悪化してきているのが目に見えて判ったので今後のことを踏まえて相談しに行きました。

市民病院などの大きな病院の場合、その病院内で無料の相談窓口などが設けられるていることがあります。
例えば癌患者のための緩和ケア相談や今後の入退院に関することなどが相談できます。

その病院に通院している患者さん、既に入院している患者さんのことしか相談ができませんが、無料で相談ができます。
私も色々なアドバイスがいただけます。

私の場合、父親が癌であることと、今現在の容態を伝えて、今後の対策に関して相談しました。例えば、今現在は通院&自宅療養だが、完全に動けなくなってしまった場合、車椅子になることが想定されます。が、自宅で過ごす場合、自分ではトイレに行くこともできないので、どのようにしたら良いのかなどを相談しました。

また、癌特有の痛みや苦しみに関しては、市民病院でも緩和病床があるので、対応ができるということを聞きました。

ただ、治療のために病院に連れていくだけではなく、このような無料相談窓口で相談をすることも必要です。今現在の自分の考え方が正しいのかどうかなどを測ることもできますし、自分の家族全体が間違った方向に進んでいるのかどうかなどの確認ができます。

介護はとても大変です。イライラしながらも、もしかしたら間違ったことをしている可能性もありますから。

 

2019年5月5日 入院

父親がフラフラする、眩暈がすると言い出した。今までに無い雰囲気だったので、午後6時30分頃に救急車を呼びました。いつも通院している市民病院に運ばれました。直ぐに検査をしたところ、出血性十二指腸潰瘍であることが判明しました。まずは、救急対応をするとのことで、出血しているところを止血してくれました。

救急手術されているときに先生から色々な説明を受けますが、そのときには、2019年5月2日に診察とは別で相談されていますねと言われました。

そのまま、入院となりました。
消化器内科の先生がついてくれることとなりました。

これで、父親はひとつの病院で、泌尿器科、整形外科、循環器科、消化器科という4つの診療科目でお世話になることとなりました。市民病院という大きな病院で良かったと思います。それぞれの診療科目が連携できるし、カルテも確認ができるので、それは良かったと思っています。

 

2019年5月14日 7時7分 父親他界

早朝に病院から連絡がありました。看護師さんが電話を掛けてきてくれたと思うのですが、どんなことを話したのかあまり覚えていません。お父様の容態が急変しました、お父様が良い状態じゃないので直ぐに来てくださいとかそんな感じだったと思います。
自宅から病院までは約20分で行きました。

病院に到着して、父親の顔を見た瞬間に亡くなったという感じでした。

死因は出血性十二指腸潰瘍でした。
その潰瘍が癌細胞だったようです。

入院してから9日間でした。
あっという間でした。

 

2019年5月22日

既に父親が亡くなっている状態でしたが、要介護認定の申請をしていた結果を郵送で頂けました。

要介護4 でした。

癌患者は要介護がとりにくいとのことでしたが、状況を把握してくれて、要介護4という納得できる認定でした。既に父親が他界していたものの、あの世で本人も安心しているだろうと思います。

 

癌末期だった父親を看取るまで あとがき

うちの父親が他界するまでのことを書きました。費用面なども細かく書きましたので、似たような状況にある人の不安や心配を少しでも軽減できればと思います。お金が全てではありませんが、金銭的な不安が軽減できれば、介護する側のメンタル的なダメージを減らすこともできます。

私が直接、何かをしてあげることは難しいですが、癌で父親を亡くした経緯を全て紹介することで、自身がどのように介護していけばよいのかなどのヒントになれば幸いです。

父親の看取りで幸いだったこと

不幸中の幸い、殆ど苦しむことが無かったことです。これに尽きます。末期癌となると、癌特有の痛みや苦しみに耐えられなくなるということも聞いていました。ですから、緩和ケア病床に関する相談もしていました。癌特有の痛みや苦しみが全く無かったという訳ではありませんが、悶え苦しむような感じではなかったので、それだけは良かったかなと思いました。

どれくらいお金が掛かったか

2018年12月末日~2019年5月14日 までの医療費となりますが、以下の通りとなります。細かな金額は省いていたり、実費で購入したものなどは含まれてないこともありますので、あくまでも概算となりますが、抗がん剤治療で看取りまでどれくらいお金が掛かるのか気になる人のために参考になれば幸甚です。

抗癌剤治療をするとなると、高額な医療費が必要になるというイメージがあります。実際に、それなりにお金は必要ですが、払えない程の金額にはなりません。例えば、2週間入院して、請求が70万円だった場合、1割負担で7万円となります。高額医療制度が適用されれば、57,600円で済みます。

高額医療制度は世帯収入によって変動しますので、お住いの市役所や病院で確認されると良いです。

医療費などは、領収証を探して調べてます。

  • 検査入院:調べてます
  • 圧迫骨折のギプス:調べてます
  • 抗がん剤治療:調べてます
  • 入院2回目:調べてます

 

この記事が似たようなことで、悩んでる人の悩み解決になったり、不安が解消できるような形になれば良いなと思っております。介護を経験した人にしか判らない苦しみと不安と悲しみを少しでも和らげることができれば幸甚です。

創価学会だった親が亡くなったときにやること

うちの両親も創価学会でした。創価学会だった場合、葬儀が友人葬だったり、仏壇はどうするのかなど色々と悩むことがあるかと思います。この辺りを私が実際に経験したことを書きますので、悩んでいる人たちの参考になれば幸甚です。

創価学会だった親が亡くなったときにやること

 

親が創価学会だったという人は多い

先にいっておきますが、自分の親が創価学会で、自分はあまりやってないんだけど、仏壇とかどうしたら良いのか判らないという人は、実はかなり多いです。なので、自分一人だけが悩んでる訳じゃないので安心してください。意外と同じことで悩んでる人は多いです。

うちの両親も創価学会でした。

うちの母親はアルツハイマー型認知症を患ってました。それもかなり重篤で精神障害手帳を持っているほどでした。誤嚥を繰り返して、入退院も何度か繰り返している時期でもありました。当時は、デイサービスに通っており要介護の生活をしていました。この時期から、既に地元の創価学会の人達からの気配り配慮などは頂いてました。といっても、スーパーに買い物に行った時に顔を合わせたら挨拶がてら近況報告をするというような感じでした。

私は座談会などには参加してませんでした。学会の人でうちの母親とも仲が良かったということもあり、その人にうちの母親の近況などを話してました。つまり、自分が住んでいる地域、同じ町内の学会の人とは、けっこう顔見知りで挨拶もするし、近況報告ができるような状態であったということです。

もしものことがあったら、連絡してねということを言われてました。

どちらかというと母親の方が一生懸命に学会の活動に参加していた記憶があります。たしか、地区の婦人会の部長とか区長とか、それくらいの地位になるほど頑張っていた記憶があります。聖教新聞もとってました。お墓も池田代作記念公園を購入済みでした。ということから、母親の葬儀は創価学会の友人葬となりました。

どうして友人葬になったのかなど初めの流れなどから書いてます。

 

創価学会の仏壇どうするの?

亡くなった親が創価学会だったけど、自分は創価学会じゃないという場合、仏壇をどうしたらよいのか迷います。
仏壇じまいすることができます。

創価学会の仏壇じまい

 

創価学会のお墓がある場合

既に親が創価学会のお墓を購入してる場合、そのお墓の権利を譲渡することと、そちらのお墓に納骨するための手続きが必要となります。
創価学会のお墓と納骨(納骨費用)

要介護認定の申請に関する勘違い

 

要介護認定は介護する側の労力で決まる

介護する側がどれほど大変なのか、どれほど介護支援が必要なのかをチェックして決めます。簡単にいってしまえば、介護する側がどれくらい大変なのか、介護するために日常生活に支障が出ているのかどうかで要介護度が決定されるということです。症状が重いからとか、重篤な状態だからという理由で要介護が高くなることはありません。

症状が重いかどうかで決まらない

よく勘違いされるのは、症状が重いからとか、寝たきりになってしまったから要介護度が高くなると思っている場合です。症状が重くなっても、要介護度が上がるとは限りません。

要介護認定はどのように行われるか|厚生労働省のサイト
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/nintei/gaiyo2.html

 

癌患者の父親 要介護4だった

癌患者の場合、要介護認定が取り難いと言われています。
ですが、うちの父親の場合、要介護認定4を戴けました。

その時の話しを書きます。

うちの場合、母親が既にアルツハイマー型認知症要介護5誤嚥を繰り返しており、既に入院状態でした。その中で父親が癌となり、通院で抗がん剤治療をすることとなりました。父親は体力が無くなってきていたので、病院ではもっぱら車椅子で移動をしていましたが、車椅子を押していたのは私です。一度、病院に行けば、採血、CT、検査などで朝から晩まで付き添わなければいけませんでした。

診察予定が詰まっているときは、午前9時30分から診察を受けて、帰宅すると夕方の5時くらいということもありました。このようなことから、私の日常生活に支障が出てしまいます。仕事もまともにできません。このような場合、要介護度が高くなることがあります。実際のところ、父親の要介護認定申請をしていましたが、要介護4を頂くことができました。

が、要介護4の通知を頂いたときには、既に父親が亡くなってました。残念でした。

 

症状が重いから要介護度が上がるは間違い

上述したことから理解戴けるかと思いますが、症状が重いからといって、要介護度が上がるとは言い切れません。アルツハイマー型認知症の場合、寝たきりになってしまうと、介護としては手間が掛からなくなるので、要介護度が下がることもあると言われています。うちの場合は、要介護度が下がることはありませんでしたし、要介護度が下がったというのは、私は聞いたことがありません。

ありがちなのが体力が衰えてきて、立ち上がれなくなった場合、要介護認定を受けると、いきなり要介護3とか要介護4とか認定されると思っている人も多いようですが、立ち上がれなくなって、寝たきり状態となった場合、要支援1か要支援2くらいとなります。私は、要介護認定の調査員ではありませんので、言い切れません。不安がある場合は、包括ケアセンターなどに相談をしてみると良いです。

 

適切な要介護認定を受けるために

適切な要介護認定を受けるためには、訪問調査員の人の質問にしっかりと答えることです。そして、介護するうえで何に困っているのか、日常生活に支障が出ているのかどうかを明確にして、説明できるようにしておくことが大切です。

要介護認定を受けたら介護保険を使わなければいけません。必ず使わなければいけないという訳ではありませんが、介護認定度が低い場合、介護保険を使って、限度枠が超えてくると、介護度が上がりやすくなるとも言われています。

つまり、介護保険限度枠が超えるというのは、それだけ介護が大変であるということであり、お金も掛かるということになります。
矛盾しているように感じますが、それが介護保険です。


アメブロでも書いてますので、そちらも併せて読んでみてください。
父親の要介護認定がおりていた 要介護4でした|アメブロ

親がアルツハイマー型認知症になったらやること

親がアルツハイマー型認知症になったら以下の流れのように、はやめの行動をすることが望ましいです。私の母親がアルツハイマー型認知症と診断されたときに、何をしたのかを紹介します。少しでも参考になれば、嬉しいです。

 

お金のことよりも介護する環境を整えること

親がアルツハイマー型認知症になったとか、介護をしなければいけないとなったときに、直ぐに思いつくのは、お金のことです。ネットで検索をしても、お金のことばかり書かれています。親の介護にお金がどれくらい必要なのかとか、将来のことを考えましょうとか。そういったことも大切なのですが、もっとも大切なのは親を介護するための環境を整えておくことでです。これができていれば、自分への負担を減らすこともできます。

親を介護するための環境というのは、要介護認定をはやく受けること、信頼できるケアマネージャーさんを紹介してもらうこと、先を見据えてデイサービスの利用を考えること、さらにその先のことを考えて、特養などの施設を利用することになることを考えておくことが、とても大切です。

 

保険証、病院の診察券、年金手帳などを探しておく

親がアルツハイマー型認知症となって、これから必ず必要となるのが、保険証、病院の診察券、年金手帳です。年金手帳は今すぐ必要ではありませんが、探しておくと良いです。

そして、保険証は必須です。介護保険証も見つけておくと良いです。これから、介護するうえで必要となります。また、今まで通っていた病院の診察券もあれば探しておくと良いです。診察券があれば、病院側としてはカルテや履歴が直ぐに確認できるので、病院の予約や診察、今まで使ってた薬なども確認できるので、様々なことがスムーズに進みます。

また、お薬手帳も見つけておくと良いです。

 

要介護認定申請をすること

とにかく、要介護認定の申請をして、介護認定を受けなければ、介護保険を使うことはできません。意外としられてないことだと思います。うちの母親の場合、アルツハイマー型認知症であると診断してくれた、病院の先生から、直ぐに介護認定の申請をするようにと言われて、直ぐに申請をしました。

介護保険が使えると、介護関連のコスト的負担を減らすことができます。

介護認定の申請は、市役所で行いました。市役所の介護相談窓口、または介護保険関連窓口というところで、介護認定の申請をします。地域によって窓口の呼び名は異なるかと思います。

介護認定を受けたい本人が居なくても、市役所の窓口で介護認定の申請が可能です。他のサイトでは、介護認定の申請書に必要事項を自分で記入するとありましたが、うちの場合は、市役所の人が記入してくれましたが。その方が間違いがありませんし、はやいからだろうと思います。介護保険被保険者証を持参する必要があります。

そして、介護認定を受けるには、訪問調査があります。自宅に係りの人が来られて、症状を確認されます。その時の、日時を決めます。これも市役所の窓口で決定します。そして、訪問調査を行ってもらって、状況を持ち帰ってもらい、審査して、介護認定結果が郵送にて通知されます。すべてが終わるまで約2ヶ月くらい要することがあります。

なので、とにかく急いだ方が良いです。

主治医の意見書があるとスムーズ

要介護認定を受ける際に、主治医の意見書があるとスムーズです。診断書でも良いです。アルツハイマー型認知症であると診断してくれた医者の診断書、意見書があれば要介護認定がとりやすいです。

アルツハイマー型認知症の初期症状の場合、要介護1~2くらいしかとれないことがありますが、医師の診断書、または意見書があると、いきなり要介護3などがとりやすく、はじめから充実した介護がしやすくなります。

介護認定申請の方法

 

ケアマネージャーさんを見つけること

そして、信頼できるケアマネージャーさんを見つけることです。これから介護をするにあたって、何もかもが初めてなので、周りにケアマネージャーさんなんて居ないという場合も、焦らなくて大丈夫です。心配無用です。市役所で要介護認定の申請をするときに、ケアマネージャーさんが居なければ、探してくれたり、紹介してくれたりします。

ケアマネージャーさんは、見つけてもらった方が良いです。
これから介護をするにあたって、色々とお世話になるからです。

ケアマネージャーさんは、殆どの場合が地域のデイサービスなどに所属していることが多いです。紹介をしてもらったら、いちど挨拶しておくと良いです。その場合、自分がデイサービスに出向くのも良いです。ケアマネージャーさんによって対応が違う場合が多いですが、わざわざ自宅に来られる人も居ます。

 

デイサービスを探すこと

デイサービスは、通所介護と言います。
自宅から施設に通って、介護をしてもらえます。

要介護認定の申請が通って、介護認定を受けたとしてます。介護はじまったばかりなので、要介護認定1とか2とかになるはずです。要介護認定度が低い場合は、デイサービスが利用できないことがあります。このような場合は、在宅介護が必要となり、もっとも大変な時期になるかと思います。

ただ、将来的には症状が進みますので要介護認定の度数はあがっています。すると、デイサービスを利用できるようになりますし、利用しなければならない状況となります。そういったことを見据えて、どんなデイサービスがあるのかをケアマネージャーさんに相談をしておくと良いです。


駆け足で要介護認定の申請から説明をしましたが、まずは市役所で相談、ケアマネさんが居れば、ケアマネさんに相談をすると良いです。勝手に判断をするのではなくて、市役所など専門家に相談をしてすすめていくと良いです。

 

口座預金

親がアルツハイマー型認知症となったのであれば、軽度のうちに口座預金の通帳、カード、口座開設時に使った印鑑を探しておき、いつでも使えるように手元に置いておくことが必要です。アルツハイマーが進んでしまって、口座預金のことも判らない状態となったら、必要なお金を引き出すこともできなくなってしまいますし、口座の名義変更をするときも大変なこととなります。

 

不動産などの名義

不動産などの名義変更もしておくと良いです。生前贈与となり税金が発生することがありますので注意が必要です。アルツハイマー型認知症となってからの不動産の名義変更はできません。成年後見人をつけなければ名義変更することができません。

 

その他、公共料金の支払いなど

その他、電機やガスなどの公共料金の支払いなどは、どのようにしてるのか確認しておくと良いです。殆どの場合、口座振替(口座からの引き落とし)となっているとことが多いので、使用されてる口座を把握しておくことが必要となります。また、念のために銀行口座の通帳、カードなどを探しておくと良いです。

また、携帯電話を使用されてる場合、契約内容、毎月の支払のことなどを確認しておくと良いです。

アルツハイマー型認知症の母親を看取るまで

うちの母親はアルツハイマー型認知症でした。かなり重度で認知症もかなり進んでいたので、精神障害手帳を持っていました。殆ど寝たきり状態だった母親が誤嚥性肺炎で入院して、看取るまでのことを書きました。この記事を読んで頂くことで看取りまでに何が起きるのか、どのような対処方法が必要かなどが判ります。また、医療費や入院費などが判ります。

細かなことは追記していきます。

 

母親の状況

アルツハイマー型認知症を患っており、重篤でした。精神障害手帳等級1を持っていました。このような状態になるまでに、通所介護を約10年くらい続けてきました。要介護5となり、既に数年経過しており、たまに誤嚥することもありました。
母親の状況は以下の通りでした。

  • アルツハイマー型認知症
  • 要介護5
  • 誤嚥性肺炎になりやすい
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 医療福祉費支給制度(マル福)

 

誤嚥性肺炎で入院

誤嚥性肺炎で何度か救急車を呼んでいたことがありましたが、今回の誤嚥は母親が身動きできなくなるくらいの症状だったということもあり救急車を呼びました。

2019年3月8日 誤嚥性肺炎で入院

2019年3月8日に誤嚥性肺炎で市民病院に入院をしました。血圧が大きく下がってしまうこともありましたが、なんとか持ちこたえていました。といっても、認知症がかなり進んでいる状態なので、寝たきり状態で植物人間に近い状態でした。かろうじて瞬きをするという状態でした。市民病院では、退院計画書を作成してもらうものの、なかなか退院先が見つかりませんでした。

併せて、母親の血圧が一時的に大きく下がるときもあり、安静を必要とするということから、転医することを先延ばしにしていました。

2019年3月8日~3月31日までの入院費

母親は、医療福祉費支給制度(マル福)を持っていたので、医療費が免除されます。よって実費分だけの支払いで済みます。
入院費は以下の通りとなります。

  • 診療費合計:1,021,160円
  • 食事療養費:460円
  • 支払い金額:460円

2019年4月11日

市民病院から紹介を頂いた病院に面談に行った。どのような介護をしてくれるのか、どのような医療行為をしてくれるのかというよりも、お金の話がメインでした。1ヶ月でオムツ代だけで10万円くらいになるとのことでした。高額すぎて憤りを感じました。というよりも、そういった値段設定をしている病院や施設もあるということを知って欲しいのです。介護療養型医療施設の場合、病院側が用意するオムツなどを使用しなければならないこともありますので、それは理解できます。

院内感染などを予防する目的もあるようですし、廃棄するのにコストが必要となるのも判ります。だけど、入院もしてない、母親の状態も看てないのに、一ヶ月でオムツ代が10万円になりますというのは、取ってつけた様な値段設定だなと不信感しかありませんでした。

2019年4月12日

市民病院に行き、相談員の人ともういちどお話をした。昨日、紹介してもらった病院ではちょっと難しいですという話しをしていたところ、昨日の病院側から相談員の人のところに直接連絡が入り、病院の方からお断りされました。

2019年4月15日

たまたま、2019年4月開院される介護療養型医療施設があり、そちらを紹介してもらうことができました。

2019年4月23日に介護療養型医療施設の方へ移りました。
転医する際には、市民病院まで介護タクシーで迎えに来てもらって、新しい病院まで母親を運んでいただけました。

2019年4月23日までの入院費

  • 診療費合計:690,670円
  • 文書代:3,240円
  • 支払い金額:3,240円

転医先の病院までの介護タクシー費用

ストレッチャーで病室まで来ていただいて、母親を乗せてもらって運んでもらいました。以下の介護タクシー費用はストレッチャー使用+介助料金も含まれている金額となります。

  • 介護療養型医療施設までの介護タクシー:6,000円

 

2019年4月23日 介護療養型医療施設に転医

新しい病院に移ってから、しばらくの間は、パジャマ、肌着、タオル、オムツなどは持ち込んでいました。だけど、オムツを買って病院に持ち込んだりするのは、意外と大変です。パジャマやタオルも洗濯が必要なので、定期的に洗濯して、また病院に持ち込まなければなりません。この大変さを軽減してくれるのが、病院側が用意してくれるオムツを利用することです。

どこの病院でもあるかと思いますが、入院サポートセットとか、ケアサポートセットというようなネーミングで、オムツ、タオル、パジャマ、肌着などを日額で利用できるサービスがあります。そういたサービスを契約するとかなり体力的な負担を減らすことができます。病院側が用意してくれるオムツの場合、オムツの枚数も制限がありませんし、病院側がオムツを替えてくれるときには、常にオムツの在庫があるという状態なので、ある意味では介護しやすい状況を提供することができるからです。

それだけではなく、タオル、歯ブラシ、リップクリーム、保湿クリーム、コップなども利用できるのでとても助かります。長期入院に必要となるケア用品が全て揃うという感じです。オムツ、肌着、パジャマ(寝間着)などはデイサービスでも、特養などでも実費となります。なので、入院費、医療費だけを考えるのではなく、オムツなどの実費のことも考えることが必要となります。

介護用の肌着、寝間着などは購入すると高い

介護用の肌着、寝間着などは意外と値段が高いです。アマゾンでチェックしてみて判るはずです。介護用の肌着、パジャマ、寝間着というのは思っている以上に値段が高いです。ですから、病院側が用意してくれるオムツ、肌着、寝間着が利用できるように契約しておくと良いです。意外と病院側が用意してくれる、オムツ、肌着、寝間着の方が価格が安いこともありますし、日割り計算してくれることが殆どなので、月の途中からでも申込みしやすいです。

金額が全てではありませんが、少しでもコストを抑えることができれば、介護する側のメンタル的なダメージを軽減することもできます。

2019年6月21日

母親の点滴をやめた日で、亡くなった日でもあります。
つまり、点滴をやめたその日に亡くなったということです。

忘れもしない2019年6月21日(金曜日)その日は、午後1時過ぎに見舞いに行きました。

母親の状況などを確認したりしましたが、手足が浮腫んでしまって、血管が見つからなくなり、点滴が入らなくなってきました。本日から、点滴をするのを止めて、本人の生命力に頼ることになりますと、説明を受けました。

とうとう、この時が来たのかと思いましたが、寂しさや哀しさはありませんでした。

上の写真は浮腫みが無いときの写真です。血管も見えています。

看取りのときに、点滴が入らなくなると言いますが、どのように点滴が入らなくなるのかというのは、その人、その患者さんによって症状は異なるかと思います。うちの母親の場合、手足が浮腫んでしまって、血管が圧迫されてしまっているし、血管が探せないという状態でした。

上の写真は手足が浮腫んでいる状態です。血管が探せないし、点滴の針が入らなくなっていたようです。

手足が浮腫むというのは、既に身体全体の代謝が悪くなっていたようです。心臓も弱っていたということもあり、代謝がうまく行えない状態になっていたようです。

そして、午後5時45分頃に病院から電話を頂きました。主治医の先生からの説明が聞ける日時のお知らせでした。

その後、帰宅して自宅でゆっくりしていたときに、また病院から連絡がありました。
午後9時15分くらいでした。

容態が急変してしまったとの連絡でした。直ぐに病院に行きましたが、既に母親は亡くなっていました。そして、先生に死亡確認をしてもらって、死亡診断書を作ってもらいました。何が伝えたいのかといいますと、点滴をやめたときには、どれくらいで亡くなるのかということです。

うちの母親の場合、点滴をやめて約8時間後に亡くなったということになります。

 

入院費・実費分

市民病院

2019年3月8日~3月31日までの入院費 460円(領収書の画像
2019年4月1日~4月23日までの入院費 3,240円(領収書の画像
介護タクシー 6,000円

介護療養型医療施設

2019年4月23日~4月30日まで 0円
ケア用品(オムツ・タオル・パジャマ等) 6,304円(領収書の画像
2019年5月1日~5月31日まで 11,470円(領収書の画像
ケア用品(オムツ・タオル・パジャマ等) 24,428円(領収書の画像
2019年6月1日~6月21日まで 34,770円(領収書の画像
ケア用品(オムツ・タオル・パジャマ等) 18,847円(領収書の画像

合計金額:105,519円

※その他、実費でパジャマ、寝間着などを購入したりしていますが、細かな金額は省いてます。
※今までデイサービスに通っていた金額などは含まれてません。

 

看取りまで

自分の母親を看取るまで何をするのか、何を想うのか、それは人それぞれだと思います。母親の認知症が進んでいて、瞬きもしない状態でも、私は毎日のように病院に見舞いに行ってました。見舞いというか顔を見にいくというか、生存確認みたいな感じだったのかもしれません。

この記事を書いている今は、2019年8月1日です。
夏です。

デイサービスを利用して、通所介護をしていた母親が入院したのが2019年3月8日で、亡くなったのが2019年6月21日です。たったの3ヶ月ですが、私にとっては激動の3ヶ月間でした。そして、あっという間だった感じもします。その間に父親が癌が入退院を繰り返し5月14日に亡くなっており、忘れられない3ヶ月間です。以上、アルツハイマー型認知症要介護5だった母親が誤嚥性肺炎で入院して、看取りから亡くなるまでのことを書きました。何か参考になる点が少しでもあれば幸甚です。