認知症が進み介護認定が上がって変化すること

うちの母親はアルツハイマー型認知症です。症状が進むと要介護認定も上がっていきます。既に要介護認定を受けている人の場合、これから先のことを考えて、先に対策を練っておくと良いです。

 

介護認定が上がるにつれて変化すること

介護認定が上がるということは、症状が悪化するということです。介護認定が上がれば、手間が掛かりますし、介護保険負担も大きくなってきます。

私は、自分の周りにアルツハイマー型認知症という病気で介護をしている人などが居なかったので、これから何が起きるのか、どのようなことで困るのかも判らずに今に至りました。少しでもこの先に何が起きるのか知っておくことで、対策することができます。

 

要介護認定と症状・状態

これは、うちの母親の場合です。母親の認知症が進むにつれて、介護度も上がったときの症状の変化です。今後の介護にどのような変化があるのか、先に知っておく情報のひとつとなるかと思いますので、参考にしてください。

要介護認定2~3 徘徊などに注意
自分の体調なども判る
要介護認定4 トイレが判らなくなる
お風呂にも入れなくなる
歩けなくなる
自分の体調が判らなくなる
要介護認定5 歩けない・立てない
車椅子必要
思考力が乏しくなる

介護認定が低い | 症状が進んでない

自分で動くことができるので、徘徊する恐れがあります。また、モノなどを失くしてしまうこともあります。症状が進んでない方が、自分で動けたりするので、大変な思いをすることが多いかもしれません。

介護認定が高い | 症状が進んでいる

自分で動けないので徘徊の心配がありません。逆に自分で動けないので、幇助が必要となりますので、介護する側の負担が大きくなります。

場合によっては車椅子が必要です。というよりも車椅子を利用したほうが良いです。睡眠時は寝返りをうてないので、うっ血することがあります。床ずれ対応のベッドにしたり、寝ている体勢を変えてあげたりという対応が必要となります。

なので、認知症がすすんで、症状が悪くなると、当たり前のことながら介護認定が上がりますし、手間もお金も掛かります。そういったことを知っておくことが大切ということを知って欲しいのです。