要介護認定の申請方法

各市町村によって異なりますが、要介護認定の申請方法を紹介しておきます。要介護認定の申請方法が判らなくて、不安を抱えている人は、これを読んでいただいて、心を落ち着かせてください。それほど難しい手続きはありません。

 

要介護認定の申請方法 | 基本的な流れ

基本的な流れは以下の通りとなります。基本的には市役所などの公的窓口で申請をして、訪問審査を受けて、認定されます。
認定されるまで、2~3ヶ月くらい要します。

なので、早めの申請がお勧めです。

(1) 市役所など介護認定申請窓口で申請
(2) 訪問検査
(3) 主治医の診断・判断

 

アルツハイマー型認知症 | 母親の場合

デイサービスに通っているということもあり、デイサービスに所属しているケアマネージャーの方、デイサービスの方からの勧めにより介護認定をとりました。市役所の要介護認定申請窓口に私が出向いて申請をしました。要介護認定を受けたい人が母親で、自分は息子であることが証明できれば、代理で申請を受けてもらえます。

窓口で必要となるのは、介護保険の被保険者証、または健康保険の保険証です。市町村によって異なるだろうと思いますが、私の場合は申請書に何かを記入することはありませんでした。

市役所の係り員の人が必要となる要項を私からヒアリングをして、書き留めて下さって、申請書を作って下さりました。後日、市役所から訪問検査の係り員が来られて、母親と面談をして、どのような状態なのかを検査してくれます。

場所は自宅、またはデイサービスなど選択することができ、私の母親の場合は自宅に市役所の人が来て下さりました。

 

癌患者の場合 | 父親の場合

癌を患ってる人も介護認定をとることができますが、認定され難いと聞いてます。
ただ、癌末期の場合は認定が通りやすいという話を聞いていました。

はっきり言いましょう、そんな噂話や人の話を鵜呑みにせずに、市役所に行き、専門の人に相談をするのが賢明です。公的手続きが必要となりますので、駆け引きなども必要ありません。私の父親の方も市役所に出向いて、要介護認定の申請を提出させて頂きました。

また、主治医の先生にも介護認定をとりますので、お願いしますとお声掛けをさせて戴いて、役所から連絡が入ったらきちんと対応しますと返答を頂きました。

市役所の要介護認定申請の窓口では、母親と同様でした。こちらで何かを記入することはありませんでした。必要なのは、介護保険の被保険者証、または健康保険の保険証です。後日、市役所から訪問検査の係り員の人が来て下さって、どれほどの状況か確認してくれます。

 

要介護認定の申請は早目が良い

上述したことを読んで頂ければ、難しいことは無いということを理解してもらえるはずです。それだけでも、不安は解消されるはずです。

ただ、ひとつ気にして欲しいのは、要介護認定がとれるまで2~3ヶ月くらい要することがありますので、早目の申請をした方が良いです。介護は状況が悪化してから対応するのではなくて、先読みして早目の対応をした方が、介護する側の負担を減らせられるようになります。