特養・老人ホームに入居できない場合の対処方法
特養、有料老人ホームに直ぐに入居できない場合の対処方法を紹介します。直ぐに入居できなくても不安にならなくても大丈夫です。焦らずに落ち着いて対策を練りましょう!ケアマネージャーがついてる人の場合は、同じアドバイスを頂いているかもしれませんが、参考になれば嬉しいです。
特養、有料老人ホームに直ぐに入居できない場合の対処方法
特養、有料老人ホームに直ぐに入居できない場合の対処方法は、デイサービスを2箇所利用して、ショートステイ(お泊り)を利用する方法です。この場合、特養・有料老人ホームに入居した時と同じくらいの料金が必要となります。デイサービスを利用しても、特養・有料老人ホームを利用しても同じくらいの費用になります。
例えば、デイサービスAで3日間利用、デイサービスBで4日間利用するという感じです。
デイサービスAとBでは料金体系が異なります。
料金目安(あくまでも概算です)
デイサービスAで3日間利用:35,000円
デイサービスBで4日間利用:40,000円
介護保険負担額:36,000円
合計:111,000円
以後、詳しく説明します。
デイサービスを2箇所利用する
私の母親が直ぐに特養、または有料老人ホームに入居できなかったので、デイサービスを2箇所利用して、凌ぐ事を考えました。デイサービスで面倒を見てもらいながら、お泊り(ショートステイ)を利用するという方法です。
この場合、デイサービスAとBを行き来しながら面倒をみてもらうこととなりますので、自宅には帰ってきません。土日も自宅には帰ってきません。デイサービスAとデイサービスBは近い方が良いです。送迎するのに、1キロメートルあたり10円とか、15円とかの料金が発生することがあるからです。デイサービスAとデイサービスBの行き来はデイサービス側がやってくれます。これは、とても助かります。
1ヶ月の金銭面
ざっくりと金額は除移しましたが、概算ですので注意して下さい。
住んでいる地域、デイサービスの料金体系によって異なります。
特養や有料老人ホームに入居したときと同じくらいの金額が必要となります。
介護保険利用限度いっぱいになる
介護保険利用限度額があります。1ヶ月に介護保険でまかなってもえらえる金額のことで、要介護認定度数によって金額が異なります。また、介護保険の負担が1割負担なのか、2割負担なのかという違いもあります。デイサービスを2件同時に利用することで、介護保険の限度額いっぱい利用することになりますので、不要なサービス利用を停止しなければならないことがあります。たとえば、入浴介助には1日50円くらい発生しますので、毎日入浴を避けるとか、とこずれ(褥瘡)防止用のベッドを使わないなどの対策をすることで介護保険利用限度枠におさまるように工夫をすることが必要となります。この辺りはケアマネージャーの方と相談して決めることができます。
以上が、デイサービスを2箇所利用して凌ぐ方法です。
参考になれば幸甚です。
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)を利用する
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)であれば、入居を断られることはないはずです。
サ高住は、サコウジュウと読みます。略称です。こちらを、視野に入れてみるのも良いです。
サービス付き高齢者向け住宅 wikipedia