創価学会の法要・四十九日

 

創価学会の法要・四十九日

友人葬を行った場合、法要・四十九日に関しても学会のやり方に則って進められていくことが多いです。うちの場合も結局のところ創価学会のやりかたに沿って四十九日を行いました。家族だけで四十九日をしたいと思っていたので、自宅でやろうと考えました。が、結局のところ学会の人達から連絡が入り、順番に自宅に来られてお経をあげてくれました。うちは別に大きな家ではないので大勢で来られると困ってしまうので、数人ずつ家に来られたのですが、結構大変でした。

創価学会 法要勤行会(ほうようごんぎょうかい)、諸精霊追善勤行法要(しょせいれいついぜんごんぎょうかい)など、地域の創価学会の会館で何人かの人と合同で法要が行われます。多くの人が参列されるので、ある意味では賑やかで華やかな法要となります。

 

池田記念墓地公園

創価学会の墓、池田記念墓地公園を利用しており、そちらに納骨をした場合は、池田記念墓地公園の礼拝堂で法要を行ってます。池田記念墓地公園の事務局に確認されると良いです。毎週末行っているところもあるようです。

創価学会 諸精霊追善勤行法要

創価学会では1年に2回法要があります。ざっくりと、夏と秋となります。

夏の法要(お盆)は、諸精霊追善勤行法要があります。
秋ごろのお彼岸には、彼岸勤行法要があります。

どちらも地域の創価学会会館で行われます。
うちの母親、父親は夏前に亡くなったので、夏の法要(お盆)の諸精霊追善勤行法要で会館にて法要をしていただけました。
創価学会の諸精霊追善勤行法要 雰囲気

創価学会の仏壇じまい

 

仏壇はどうするのか

創価学会の仏壇が不要となったらどうするのか。箪笥などと同じように廃棄しても良いみたいです。買い替えをする場合は、仏壇屋さんに引き取ってもらうことができます。が、学会の仏壇は受けられませんと断られることが多いです。

学会はちょっと特殊というか、仏具業界では商圏が決められてるようです。

仏壇じまい

ネットとかで検索すると、仏壇じまい とか検索にヒットしてきます。仏壇じまいをお願いしても良いのですが、仏壇を引き取ってもらって、処分してもらうだけでも、意外と費用が掛かります。

その業者によっても料金が異なりますが、2万円~4万円くらいの費用が必要となります。

不用品回収

仏壇じまいするだけで、そんなに費用が必要となるのであれば、遺品整理とか不用品回収で他のタンスや家具などといっしょに回収してもらったほうが割安になることがあります。うちの場合は、他のタンスや家具などを不用品回収してもらう業者さんに仏壇も引き取ってもらいました。この場合の費用は、回収される不用品の量やサイズなどによって異なりますが、仏壇だけで数万円かけるよりは、他の不用品も回収できるので割安です。

 

御本尊はどうするのか

創価学会の仏壇じまいをするときに最も重要視されるのが、ご本尊です。

仏壇の中にある御本尊を処分する場合は、返納という形がベストです。基本的には供養料とあわせて御本尊を返納するという形となります。御本尊の供養料は1000円以上、2000円以上とか地区によって定められてます。

地区の学会の人に相談するか、地区の会館に相談すると良いです。

創価学会の葬儀は友人葬

 

創価学会の葬儀は友人葬

うちの母親が亡くなったときに、家族、親戚、知人に連絡入れつつ、葬儀屋にも連絡をします。そのときに創価学会の人にも連絡をいれました。知り合いの人が地区の婦人部長となっており、この人を通して地域の創価学会の人に連絡がまわっていきます。

私たち家族は葬儀場に向かい、通夜の日程、告別式の日程、葬儀のプランを決定していきます。その時に、創価学会の人から私に連絡が入り、友人葬で行うということを葬儀場に伝えてくださいと言われて、そのまま葬儀場の係りの人に友人葬でお願いしますと伝えました。

通夜の時間に葬儀場に出向くと、家族、親戚よりも早く創価学会の人達が来てくれており、色々と段取り、準備をしてくれてました。これには驚きましたし、ちょっとした感動もありました。家族ですら仕事があるからとか忙しいからとか、時間通りに行けるか判らないというような状況の中で血が繋がってない創価学会の人の方が葬儀場に早く来てくれていました。これは、本当に感動しました。

葬儀場に早く来てくれることがそれほどに大切なのかどうか?
私は大切だと思います。

故人を想う気持ちがそこにあらわれているのだろうと思います。

 

友人葬の段取り

友人葬の段取りは、学会の人と葬儀場側で話し合って決めてくれます。もちろん喪主である私の意見も取り入れてくれて段取りしてくれます。なので、勝手に葬儀がはじめられてしまうということはありません。

ただ、創価学会の人が多いと、自分たちの意見が通ってないような、自分たちの思い通りの葬儀じゃないような雰囲気にはなってくるのは否めません。この辺りは、創価学会員の人達と話し合いをして調整してもらうしかありません。

創価学会の友人葬というと一般の人たちは参列し難い雰囲気が醸し出されることもあります。

創価学会の友人葬したくないとき

友人葬をしたくないときは、従来の一般的な葬儀をしますということで、お断りすれば大丈夫です。それでも、創価学会の人達が参列したいというのであれば、普通に参列してもらえば良いだけなので、それほど問題はありません。友人葬をお断りしても、創価学会の人たちが参列しながら一般の人たちも参列するという形となります。

友人葬は香典無しでも良い

創価学会の友人葬の場合、香典を持ってこなくても良いということになってます。なので、学会の人達は香典を持ってこない人が多いです。中には、気を使って香典を持ってきてくれる人も居ます。

最も困るのは、創価学会の人が多く参列されてる場合です。あまりにも学会の人が多いと、葬儀場側も気をつかってしまって、学会の人達が休憩できるお部屋を追加しましょうか?となります。お部屋を追加すると料金が嵩みます。だけど、友人葬なので香典がありませんので、葬儀費用だけが嵩んでしまって、想像以上の出費になってしまいます。

葬儀なので、お金のことを気にしてる場合ではないのですが、お金のことは気になります。

また、学会の人達が多く参列されると、喪主の想像していた葬儀にならずにストレスを覚えることもあります。誰のための、何のための葬儀だったのかと後悔することともあります。

 

友人葬は僧侶が来ない

友人葬の場合、僧侶が来ません。創価学会のなかで色々な勉強をして、僧侶と同じくらいの位を持った導師(どうし)と呼ばれる人たちが来てくれてお経をあげてくれます。場合によっては、4人、5人も来てくれて、お経をあげてくれます。重ね合ったお経の声量は大きく、こちらの胸が熱くなるほどです。

お経は長いので、最近はくり返しの無い短いお経をあげてくれます。これも時代の流れなのか、創価学会も葬儀でのお経は短いパターンがつくられたようです。(昔はお経が長かったです)