アルツハイマー型認知症の母親を看取るまで

うちの母親はアルツハイマー型認知症でした。かなり重度で認知症もかなり進んでいたので、精神障害手帳を持っていました。殆ど寝たきり状態だった母親が誤嚥性肺炎で入院して、看取るまでのことを書きました。この記事を読んで頂くことで看取りまでに何が起きるのか、どのような対処方法が必要かなどが判ります。また、医療費や入院費などが判ります。

細かなことは追記していきます。

 

母親の状況

アルツハイマー型認知症を患っており、重篤でした。精神障害手帳等級1を持っていました。このような状態になるまでに、通所介護を約10年くらい続けてきました。要介護5となり、既に数年経過しており、たまに誤嚥することもありました。
母親の状況は以下の通りでした。

  • アルツハイマー型認知症
  • 要介護5
  • 誤嚥性肺炎になりやすい
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 医療福祉費支給制度(マル福)

 

誤嚥性肺炎で入院

誤嚥性肺炎で何度か救急車を呼んでいたことがありましたが、今回の誤嚥は母親が身動きできなくなるくらいの症状だったということもあり救急車を呼びました。

2019年3月8日 誤嚥性肺炎で入院

2019年3月8日に誤嚥性肺炎で市民病院に入院をしました。血圧が大きく下がってしまうこともありましたが、なんとか持ちこたえていました。といっても、認知症がかなり進んでいる状態なので、寝たきり状態で植物人間に近い状態でした。かろうじて瞬きをするという状態でした。市民病院では、退院計画書を作成してもらうものの、なかなか退院先が見つかりませんでした。

併せて、母親の血圧が一時的に大きく下がるときもあり、安静を必要とするということから、転医することを先延ばしにしていました。

2019年3月8日~3月31日までの入院費

母親は、医療福祉費支給制度(マル福)を持っていたので、医療費が免除されます。よって実費分だけの支払いで済みます。
入院費は以下の通りとなります。

  • 診療費合計:1,021,160円
  • 食事療養費:460円
  • 支払い金額:460円

2019年4月11日

市民病院から紹介を頂いた病院に面談に行った。どのような介護をしてくれるのか、どのような医療行為をしてくれるのかというよりも、お金の話がメインでした。1ヶ月でオムツ代だけで10万円くらいになるとのことでした。高額すぎて憤りを感じました。というよりも、そういった値段設定をしている病院や施設もあるということを知って欲しいのです。介護療養型医療施設の場合、病院側が用意するオムツなどを使用しなければならないこともありますので、それは理解できます。

院内感染などを予防する目的もあるようですし、廃棄するのにコストが必要となるのも判ります。だけど、入院もしてない、母親の状態も看てないのに、一ヶ月でオムツ代が10万円になりますというのは、取ってつけた様な値段設定だなと不信感しかありませんでした。

2019年4月12日

市民病院に行き、相談員の人ともういちどお話をした。昨日、紹介してもらった病院ではちょっと難しいですという話しをしていたところ、昨日の病院側から相談員の人のところに直接連絡が入り、病院の方からお断りされました。

2019年4月15日

たまたま、2019年4月開院される介護療養型医療施設があり、そちらを紹介してもらうことができました。

2019年4月23日に介護療養型医療施設の方へ移りました。
転医する際には、市民病院まで介護タクシーで迎えに来てもらって、新しい病院まで母親を運んでいただけました。

2019年4月23日までの入院費

  • 診療費合計:690,670円
  • 文書代:3,240円
  • 支払い金額:3,240円

転医先の病院までの介護タクシー費用

ストレッチャーで病室まで来ていただいて、母親を乗せてもらって運んでもらいました。以下の介護タクシー費用はストレッチャー使用+介助料金も含まれている金額となります。

  • 介護療養型医療施設までの介護タクシー:6,000円

 

2019年4月23日 介護療養型医療施設に転医

新しい病院に移ってから、しばらくの間は、パジャマ、肌着、タオル、オムツなどは持ち込んでいました。だけど、オムツを買って病院に持ち込んだりするのは、意外と大変です。パジャマやタオルも洗濯が必要なので、定期的に洗濯して、また病院に持ち込まなければなりません。この大変さを軽減してくれるのが、病院側が用意してくれるオムツを利用することです。

どこの病院でもあるかと思いますが、入院サポートセットとか、ケアサポートセットというようなネーミングで、オムツ、タオル、パジャマ、肌着などを日額で利用できるサービスがあります。そういたサービスを契約するとかなり体力的な負担を減らすことができます。病院側が用意してくれるオムツの場合、オムツの枚数も制限がありませんし、病院側がオムツを替えてくれるときには、常にオムツの在庫があるという状態なので、ある意味では介護しやすい状況を提供することができるからです。

それだけではなく、タオル、歯ブラシ、リップクリーム、保湿クリーム、コップなども利用できるのでとても助かります。長期入院に必要となるケア用品が全て揃うという感じです。オムツ、肌着、パジャマ(寝間着)などはデイサービスでも、特養などでも実費となります。なので、入院費、医療費だけを考えるのではなく、オムツなどの実費のことも考えることが必要となります。

介護用の肌着、寝間着などは購入すると高い

介護用の肌着、寝間着などは意外と値段が高いです。アマゾンでチェックしてみて判るはずです。介護用の肌着、パジャマ、寝間着というのは思っている以上に値段が高いです。ですから、病院側が用意してくれるオムツ、肌着、寝間着が利用できるように契約しておくと良いです。意外と病院側が用意してくれる、オムツ、肌着、寝間着の方が価格が安いこともありますし、日割り計算してくれることが殆どなので、月の途中からでも申込みしやすいです。

金額が全てではありませんが、少しでもコストを抑えることができれば、介護する側のメンタル的なダメージを軽減することもできます。

2019年6月21日

母親の点滴をやめた日で、亡くなった日でもあります。
つまり、点滴をやめたその日に亡くなったということです。

忘れもしない2019年6月21日(金曜日)その日は、午後1時過ぎに見舞いに行きました。

母親の状況などを確認したりしましたが、手足が浮腫んでしまって、血管が見つからなくなり、点滴が入らなくなってきました。本日から、点滴をするのを止めて、本人の生命力に頼ることになりますと、説明を受けました。

とうとう、この時が来たのかと思いましたが、寂しさや哀しさはありませんでした。

上の写真は浮腫みが無いときの写真です。血管も見えています。

看取りのときに、点滴が入らなくなると言いますが、どのように点滴が入らなくなるのかというのは、その人、その患者さんによって症状は異なるかと思います。うちの母親の場合、手足が浮腫んでしまって、血管が圧迫されてしまっているし、血管が探せないという状態でした。

上の写真は手足が浮腫んでいる状態です。血管が探せないし、点滴の針が入らなくなっていたようです。

手足が浮腫むというのは、既に身体全体の代謝が悪くなっていたようです。心臓も弱っていたということもあり、代謝がうまく行えない状態になっていたようです。

そして、午後5時45分頃に病院から電話を頂きました。主治医の先生からの説明が聞ける日時のお知らせでした。

その後、帰宅して自宅でゆっくりしていたときに、また病院から連絡がありました。
午後9時15分くらいでした。

容態が急変してしまったとの連絡でした。直ぐに病院に行きましたが、既に母親は亡くなっていました。そして、先生に死亡確認をしてもらって、死亡診断書を作ってもらいました。何が伝えたいのかといいますと、点滴をやめたときには、どれくらいで亡くなるのかということです。

うちの母親の場合、点滴をやめて約8時間後に亡くなったということになります。

 

入院費・実費分

市民病院

2019年3月8日~3月31日までの入院費 460円(領収書の画像
2019年4月1日~4月23日までの入院費 3,240円(領収書の画像
介護タクシー 6,000円

介護療養型医療施設

2019年4月23日~4月30日まで 0円
ケア用品(オムツ・タオル・パジャマ等) 6,304円(領収書の画像
2019年5月1日~5月31日まで 11,470円(領収書の画像
ケア用品(オムツ・タオル・パジャマ等) 24,428円(領収書の画像
2019年6月1日~6月21日まで 34,770円(領収書の画像
ケア用品(オムツ・タオル・パジャマ等) 18,847円(領収書の画像

合計金額:105,519円

※その他、実費でパジャマ、寝間着などを購入したりしていますが、細かな金額は省いてます。
※今までデイサービスに通っていた金額などは含まれてません。

 

看取りまで

自分の母親を看取るまで何をするのか、何を想うのか、それは人それぞれだと思います。母親の認知症が進んでいて、瞬きもしない状態でも、私は毎日のように病院に見舞いに行ってました。見舞いというか顔を見にいくというか、生存確認みたいな感じだったのかもしれません。

この記事を書いている今は、2019年8月1日です。
夏です。

デイサービスを利用して、通所介護をしていた母親が入院したのが2019年3月8日で、亡くなったのが2019年6月21日です。たったの3ヶ月ですが、私にとっては激動の3ヶ月間でした。そして、あっという間だった感じもします。その間に父親が癌が入退院を繰り返し5月14日に亡くなっており、忘れられない3ヶ月間です。以上、アルツハイマー型認知症要介護5だった母親が誤嚥性肺炎で入院して、看取りから亡くなるまでのことを書きました。何か参考になる点が少しでもあれば幸甚です。

アルツハイマー型認知症で看取りと点滴だけの延命

うちの母親がアルツハイマー型認知症で介護から、看取りまでしました。亡くなる約4ヶ月間は点滴だけでした。点滴が入らなくなった時点で、延命措置、延命治療をしないという判断で介護療養型医療施設で入院をしていました。

点滴だけで延命入院している場合に必要になったことなどを書きますので、参考にしてください。

 

誤嚥性肺炎で入院

母親の状況としては、要介護5、精神障害手帳 等級1、医療福祉費支給制度を持っていました。以前から、誤嚥を繰り返していました。症状が悪かったので、救急車を呼んで市民病院に運ばれて、緊急入院となりました。誤嚥というのは、食べ物などを誤って飲み込んでしまい、気管支の方に入ってしまうことです。これが、続くと肺炎となります。なので、誤嚥性肺炎と呼ばれます。

アルツハイマー型認知症が進むと、誤嚥することや、誤嚥性肺炎などの発生率が高くなるので、覚えておくと良いです。

ちなみに誤嚥すると、特養や有料老人ホームには入居し難くなります。誤嚥していると、入居を断られることもあるということも知っておくと良いです。

 

誤嚥するということは食事ができない

誤嚥するということは、クチから食事(経口摂取)が摂れないということになります。何かを食べようとすると、誤って飲み込んでしまうからです。食事が摂れないとなると、別の方法で栄養を摂らなければなりません。それが、点滴となります。病院側からも説明されることなのですが、誤嚥するということは、食べられないということであり、クチから栄養が摂れない(経口摂取できない)ということになります。つまり、誤嚥するということは、それだけで寿命を縮めるひとつの要因となります。

点滴で高カロリーな栄養を送ることとなります。
病院側の診断と判断で、高カロリーな栄養と併せて、ブドウ糖などとなります。

 

点滴だけでどれくらい延命できるか?

もっとも気になるのは、点滴だけでどれくらい生きられるのか?
これは、明確な回答はできませんが、概ね三ヶ月間と言われています。途中で高カロリーな栄養を多く摂ったりすると、もっと長く生きられるようです。

うちの母親の場合、2019年3月8日に市民病院に運ばれて、そのまま入院をしました。
途中で転医して介護療養型医療施設に、2019年4月23日に移りました。
介護療養型医療施設では、2019年6月21日に他界しました。

2019年3月8日~2019年6月21日まで
105日 / 15週
3ヶ月と13日間となります。

一般的に言われている3ヶ月に近いです。
というよりも、ほぼ3ヶ月となります。

もっと延命をしたいという人は、早めに病院側に相談をして、別の方法を模索してもらうと良いです。
最近は、胃瘻なども昔に比べて、やりやすくなってきています。

 

点滴が入らなくなる理由・原因

点滴だけで生き延びている場合、いつかは点滴が入らなくなる時期が訪れます。
病院側からもそのような説明を受けています。

では、どうして点滴が入らなくなるのかというのは、具体的に説明を聞かされてないと思いますので、うちの母親のことを話しますので参考にしてください。

うちの母親が点滴が入らなくなった理由・原因は、点滴をする手や足が浮腫んでしまって、血管を探すことができなくなってしまったからです。また、手足が浮腫んでいるということは、かなり血流も悪くなっており、心機能も弱っていたようです。

 

点滴を抜いて、自身の生命力だけの延命

点滴を抜く場合、病院側からこのように説明を受けます。

自身の生命力だけで頑張ることになります

このような言葉で説明をされるはずです。点滴を抜いてから、どれくらい生きられるのかということも気になるはずです。病院側は細かな説明をしてくれません。というか、点滴を抜いてどれくらい生きられるのかは明確には判りませんから、回答のしようがありません。うちの母親の場合、点滴を抜いたその日に亡くなりました。点滴を抜きます、自信の生命力で頑張ることとなりますという説明を午前中に受けて、その日の午後9時過ぎに他界しました。

もともと、かなり衰弱していたということが判ります。

 

介護と看取り

うちの母親のようにアルツハイマー型認知症がかなり進んでしまうと人間としての基本的な動作すらできなくなってしまいます。介護をしながらも、最後はやはり看取りまでとなります。どのような看取りをするのか、家族で話し合っておくことが大切です。

上述したことが少しでも参考になれば幸甚です

母親が他界しました

2019年6月21日午後
母親が他界しました

先月は、父親が亡くなったばかりで、49日も過ぎてない状況でした

日々の日記的なことはアメブロに書いてます
https://ameblo.jp/oya-no-kaigo/

今後は、母親をどのように介護してきたのか、介護していくなかで勘違いしない知識をつける大切などを書いていきます。

父親の方は、抗がん剤治療をしているなかで他界しました。
抗がん剤治療をするとどうなるのか、費用面なども書いていこうと思います。

きっと、似たようなことで不安を持っている人の不安を解消できるようなヒントがあると思います。医療制度をうまく使えば入院費100万円が460円になったり、抗がん剤治療もお金が掛かるイメージがありますが、実際は高額医療制度が使えるので、一ヶ月で 57,600円にまで抑えられます。半月にすれば、その半分の金額です。

今は、納骨の準備などもいろいろあり記事を書く時間をとれませんが、落ち着いたら書いていきます。

無知だったので判らなかった介護保険と医療保険の仕組み

これは、母親の方の話です。

アルツハイマー型認知症がすすんでおり、精神障害手帳を取得(等級1)しています。
医療福祉費支給制度(マル福)もあります。

という条件があります。

そして、特養に入居させようかなどと考えていた時期があり、見学にも行きました。結局のところは、誤嚥性肺炎となり入院をしまして、その後は介護療養型医療施設に入院することができました。

そして、お世話になっていたデイサービスの方やケアマネさんから紹介された特養などにも見学を行きました。入居すると、かなりのお金が必要となります。15万円~22万円くらい必要となります。一般的には、サ高住と呼ばれるところも選択肢にはいってました。

誤嚥する場合、特養などには入居できないこともある

特養などを探したり、見学したりして、迷走していたりもしましたが、誤嚥性肺炎で入院してしまい、特養などに入居することができなくなりました。その方が、ある意味良かったのかもしれません。

病院からは、介護保険で対応するよりも、医療保険で対応した方が良いとアドバイスを頂きました。

医療福祉費支給制度(マル福)を持っているからです。

医療保険で対応する

つまり、特養などよりは、介護療養型医療施設、療養病床などをはじめから探した方が良かったですよと言われました。そのように言われても当時は知識がなかったので判りませんでした。色々と経験していくことで、判ってくることの方が多いです。

つまり、介護保険で対応するのではなくて、医療保険で対応をした方が良いという意味です。それが、はじめのころは知恵が無かったので判らなかったのです。

介護療養型医療施設、療養病床などは入院費用が高額となった場合、高額療養費制度により、支払限度が定められており、負担を軽減してもらえることができます。当時は、無知だったので介護保険で対応できること、医療保険で対応できることの違いなども判りませんでしたし、そういったことを教えてくれる人も居ませんでした。

少しだけ遠回りした感がありますが、母親は介護療養型医療施設に入院をすることができて、今は環境の良い施設で介護ができています。

なので、介護をするから介護保険で対応するという考えから、医療保険で対応するということも考えると、介護の仕方やコスト的な面でも助かることがありますので、視点を少し変えてみると良いです。

現在、母親が入院している病院

地元では有名な病院の先生が立ち上げた病院で、地域包括ケア病棟、療養病棟(療養病床)のある病院です。介護保険と医療保険を使って介護してもらえる病院もあります。特養などに入れない場合も地域包括ケア病棟、療養病棟(療養病床)のある病院を探してみるというのも良いです。

アルツハイマー型認知症で精神障害手帳の交付

アルツハイマー型認知症が進んだ場合、精神障害手帳の取得が可能です。こちらの記事では、アルツハイマー型認知症で精神障害手帳の取得をする場合に何が必要なのかなどを知って頂けます。

 

精神障害手帳の交付

アルツハイマー型認知症の母親が要介護度5になったときに、精神障害手帳の取得申請をした方が良いとアドバイスを頂きました。役所の方から精神障害手帳交付の案内が郵送で届いたことを記憶しています。そして、精神障害手帳を取得しましたので、そのことを書き留めておきますので、参考にして下さい。

うちの母親はデイサービスを利用しながら、介護をしていました。
その間に症状が進んでいくので、症状を確認しながら要介護度をあげるための要介護認定の申請をしてきました。そして、介護度5となったときに、精神障害手帳の取得を勧められました。郵送にて精神障害手帳交付の案内が届いてことを記憶しており、併せてデイサービス、担当のケアマネージャーさんからも勧められました。

そして、主治医に意見を仰いだところ、精神障害手帳を取得した方が良いとのことで、大きな病院での検査と診断書の作成するための紹介状・意見書を書いてもらいました。

それを持って、大きな病院に行きました。
市民病院です。

脳のCTスキャンなどを撮っていただいて、細かな検査をしていきます。
そして、診断書を作成してもらいました。

その診断書を持って精神障害手帳の申請をし、平成27年に精神障害手帳を取得することができました。
等級は1等級です。有効期限は2年間です。

そして、今現在は精神障害手帳の更新手続きをし終えたところです。

 

精神障害手帳と医療福祉費支給制度(マル福)

精神障害手帳を取得して、等級が1等級の場合は、医療福祉費支給制度(マル福)も紐づいてきます。医療福祉費支給制度(マル福)も有効期限が2年となっています。うちの母親は、精神障害手帳を持っていますし、医療福祉費支給制度(マル福)もありますので、入院をしても医療が無料となります。これが、とても助かります。感謝の言葉しかありません。

誤嚥性肺炎で入院をしていたので、入院費用の請求がありません。
0円です。オムツ、着替え、食料品など実費は掛かりましたが、とても助かりました。

 

精神障害手帳の申請

うちの母親の場合、市役所で申請をしました。
障がい者手帳の申請窓口というのがありますので、そちらで申請することができます。当初は、初めての試みということもあり、ケアマネージャーさんも同行してくれたことを覚えています。マイナンバー、顔写真、年金受給通知書または年金が振り込まれる通帳が必要となります。

ネットなどで検索をすると、精神障害手帳の申請に関しては、小難しいことが書かれていますが、実際の申請は役所の人が手助けてしてくれますので、それほど難しくありません。申請してから、約2ヶ月くらいで手帳が作られます。郵送にて、精神障害手帳の発行お知らせが届きますので、市役所に取りに行くという流れです。

もっとも大変なのは、診断書を作成してもらうという点だと思います。

 

精神障害手帳の更新

精神障害手帳の有効期限は2年間です。うちの母親の精神障害手帳も更新時期が近づいてきており、再び診断書が必要となりました。精神障害手帳更新用の診断書を作成してもらって、精神障害手帳の更新申請を済ませました。

2019年4月末日現在、連絡待ちとなっています。

2019年4月 | 母親の状況

2019年4月 | 母親の状況

  • アルツハイマー型認知症
  • 要介護認定5
  • 精神障害手帳有(1等級)
  • 医療福祉費支給制度(マル福)

平成17年(2005年)にアルツハイマー型認知症と診断されてから、既に14年が経過しました。特養、有料老人ホームを探している最中の平成31年3月8日誤嚥性肺炎で入院しました。次の受け入れ先を探してもらいながらも、あっという間に一ヶ月が過ぎてしまいました。

精神障害手帳(1等級)を持っており、医療福祉費支給制度(マル福)の場合は、医療費は無料となります。

病院を移る

そして、退院をした次の病院が見つかりましたので、病院を移ることとなりました。更には、延命するのかどうか、看取りのことも考えて欲しいとのお話も戴いています。痴呆症、認知症などが進んだ患者さんの場合、自分が今どこにいるのか、何をしているのか、春夏秋冬も判らない状態となっていることが多くあり、そのような状態で延命させるのは酷ではないかという考えが広まっているとのことです。

植物人間のような状態

うちの母親は、かなり痴呆が進んでおり、ほとんど植物人間のような状態となっています。アルツハイマー型認知症が進んで、脳が委縮し切った状態というのは、植物人間のようになってしまいます。かろうじて息をしている状態です。

看取りを考える時期

なので、看取りを考える時期にきているのかもしれません。介護ブログなのですが、既に介護としてはやるべきことはやってきたという感じがあります。母親の今までの介護で経験したこと、乗り越えてきた困難や解決してきた問題などを書いていきますので、参考にして下さい。

特養や有料老人ホームに入居することはありませんでしたが、何件か見学に行ってますし、料金体系もだいたい把握しておりますので、特養や有料老人ホームのことも書いていこうと考えています。

GoogleHomeと介護 | 介護とIT

GoogoleHomeが登場した時に、直ぐに思いついたのが介護で使えるかもでした。GoogleHomeというのは、スマートスピーカーのことです。
音声で電子機器を操作することができたりします。

もっと基本的な操作としては、音声で天気予報を知ることができますし、動画をさせたりすることができます。GoogleHomeは、Googleの検索エンジンと連携しているので、調べ物があっても音声で対応することができます。

Googleホームとは

 

音声で家電製品を操作したい

GoogleHomeというスマートスピーカーがあれば、介護用に使えると思いました。
既に似た様なことを考えている企業もあります。

うちの父親は抗がん剤治療をしており、自宅ではほとんど寝たきりとなっています。楽しみといえばテレビを見るだけです。しかも背骨を圧迫骨折しているので、自由に動くことができません。ということから、GoogleHomeを使って電化製品を音声で操作できるようにして、日々の生活のストレスを少しでも減らしてあげたいと考えています。

 

GoogleHomeでテレビの電源オンオフをしたい

ただ、GoogleHomeが対応しているのは、HDMI-CECです。自宅で使っているテレビは少し古いので、HDMI-CEC対応ではありません。昔ながらのリモコン式のテレビです。一般的にリモコンといえば、赤外線家電操作です。

なので、GoogleHomeから赤外線家電操作をするためのデバイス、スマートリモコンが必要となります。

色々と小難しい点がありますが、順番にすすめていこうと思います。

Google Home を使ってテレビをオンまたはオフにする
https://support.google.com/googlehome/answer/7498991

介護するうえで私が恵まれていた点

介護するうえで私が恵まれていた点としては、会社を辞めずに、自宅で仕事をすることが許されたという点です。

これは大きなメリットです。現在、私1人で要介護認定5のアルツハイマー型認知症の母親と腎臓癌末期の父親を面倒見ています。とても大変ですが、私は恵まれていたと思います。

これから書く内容は、多くの人には当て嵌まらないかもしれませんが、介護をする人とかの働き方と介護の関係性と重要性を知ってもらえると思います。

 

私の仕事

私の仕事は、IT系の職種です。エンジニア系、プログラマー系のお仕事です。なので、インターネット回線とパソコンがあれば、けっこう仕事ができてしまいます。勤め先の会社と相談をして、自宅での仕事が許されました。

仕事を自宅でこなすために、コンプライアンス的な問題をクリアーするために使用するパソコンのセキュリティ対策のチェック、無線LANを使用しないなどの細かな制約があるものの、自宅で仕事をすることができています。

介護をする側の人間が出勤せずに、自宅で仕事ができるというのは、これほど強烈なメリットはありません。

現在、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)で入院している母親をデイサービスに送り出していた時期から、自宅でを仕事をしています。会社とはメールか電話でやり取りをしています。たまに出勤してミーティングをしています。スタッフにもメールや電話で指示をだすことができますし、大きな問題を感じていません。

仕事を辞めてないので、収入源がある

なので、金銭的な不安は軽減されます。といっても、たくさんお金があるわけではないので、計算しながら、無駄使いをせずにやりくりしています。特に最近は、ネットを介して仕事をしていたり、プログラマー、エンジニア系の仕事をしている人は増えてきています。そういう職種の人は、私のワークスタイルが参考になるかもしれません。

腎臓癌の父親が転倒して圧迫骨折をしました。ギプスを作るのですが、それは実費必要となります。54,000円くらい必要となります。かなり高額ですよね?そういった予想外の出費が発生するのも介護なのです。なので、しっかりと働いて収入を得て、そして介護をした方が、良い介護できると私は考えています。

 

日中は介護に時間がとられる

自宅で仕事をしているといっても、午後までは介護で時間を奪われてしまうことが多いです。母親が入院している病院に見舞いに行ったり、父親を病院に連れて行って、付き添いで検査をしたり主治医からの説明を聞いたりしています。その他、母親の保険関連の手続き、確定申告をしたりなど、父親の要介護認定申請をしたり、やることは多いです。最近は、精神障害手帳の更新時期がきておりますので、その手配をすすめているところです。

介護だけではなくて、それを取り巻く雑務が大変

介護とひとことでいっても、色々あります。私は介護を取り巻く雑務の方が大変だと思っています。例えば、着替えとかパジャマの洗濯とか大変です。汚れてしまうことがあるので、常に予備の下着やパジャマがあると良いのです。なので、常に洗濯をする必要がありますし、替えが必要です。

介護をしやすいように前開きの下着やパジャマなどが必要となります。
なので、ネットショップでまとめて購入したりしています。

あとは、オムツのストックも必要となります。
やることは本当にたくさんあります。

苦労話をするつもりはありませんが、要介護度が高くなれば、もっと色々なことが必要となってきます。
気持ちを強く持ってがんばりましょう!

アルツハイマー型認知症が進むとどうなる

アルツハイマー型認知症の症状がどんどん悪くなって、進んでいくとどうなるのか? 気になりませんか?うちの母親のことであればお話ができます。参考にしてください。こちらの記事では、アルツハイマー型認知症が進むとどうなるかを書いていますので、参考にしてください。

 

アルツハイマー型認知症

まず、アルツハイマー型認知症というのは、脳が委縮してしまう病気です。
アルツハイマー型認知症が進むと、植物人間のようになります。殆ど寝たきりとなります。

途中でアルツハイマー型認知症意外の大病を患うことがなければ、いつかは衰弱して他界してしまいます。うちの母親は、症状がかなり進んでしまって殆ど寝たきりの植物人間に近い状態となってました。瞬きすらもしなくなってしまいます。

別の病気で亡くなられる場合

物忘れなどから始まり、徐々に進行していきます。なので、症状が進んでいくと人間としての活動ができなくなります。自分で立ち上がることも、歩くことも、飲食することもできなくなります。飲み込む力も弱くなりますし、食物が気管支に入ってしまい、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になってしまうこともあります。うちの母親は誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になりました。

身体が丈夫な人の場合

身体が丈夫な人の場合、アルツハイマー型認知症を患いながらも長く生きる人も居ます。
うちの母親の場合は、若年性だったので、63~64歳くらいにアルツハイマー型認知症を発症して、既に10年が経過してました。2019年で76歳となります。いまだに身体だけは丈夫です。ですが、アルツハイマー型認知症が進んでいるので、人間としての活動が全くできません。このまま衰弱するのを待つだけという状態となっています。

初期段階 介護認定 2~3

自分で歩けるし、動けるし、自転車に乗れるということもあって、徘徊が多かったです。徘徊するつもりはないと思うのですが、買い物に出かけると帰り道が判らなくなったりすることが多かったです。この頃は、自分でトイレに行くことができました。

中期段階 介護認定 3~4

トイレの場所が判らなくなり、お風呂場は玄関で用を足すということがありました。また、物忘れなども進んでいき、洋服タンスの中にお皿やお茶碗を片付けたりするということもありました。また、うちは猫を飼っていたのですが、猫を冷蔵庫に片付けてしまったりという奇行が目立つようになってきた時期でした。症状は個人差があります。認知症が進むにつれて、暴れる人もいますし、大人しくなる人もいます。うちの母親は大人しいタイプです。ですが、この時期というのは徘徊も増えます。

後期段階 介護認定 ~5

自立歩行ができなくなり、車いすが必須となります。自分で食事を摂ることもできなくなりますし、寝たら寝返りをうつこともなくなるので、床ずれを気にしてあげる必要があります。既に、他人の会話の意味を理解することが難しくなります。動けない、立てない、話せない、食べれないとうい状態です。

アルツハイマー型認知症が進行すると徘徊しなくなる

アルツハイマー型認知症がすすむと徘徊しなくなります。というよりも、徘徊できなくなります。症状が進むと自分の名前も分からなくなりますし、助けが無ければ自分で立つこともできなくなるからです。ですから、症状が進むと(悪化すれば)寝たきりに近い状態となり、症状が軽度のときよりも介護はしやすくなります。

寝たきりになると要介護が下がる?

アルツハイマー型認知症で寝たきりになると、今までよりも介護が楽になると判断されることがあり、要介護が下がる可能性があります。例えば、現在が要介護4で既に寝たきりとなり、あまり手が掛からない状態になると、要介護3に下げられたりすることがあります。同じく介護をしている知り合いのなかで一件だけ、そのような事例があったことを聞いてます。

うちの母親の場合

そして、うちの母親の場合は、介護認定5です。

誤嚥性肺炎となり、入院をしました。
人工呼吸器をつけて、酸素を送っており、点滴で栄養を摂っていました。
ほとんど、植物人間状態となっており、衰弱して、亡くなりました。

身体はあるていど丈夫だけど、アルツハイマー型認知症が進んでいくと、植物人間状態となります。なので、アルツハイマー型認知症にならないことが大切ですが、もし家族の方がアルツハイマー型認知症となってしまったら、しっかりと介護してあげてください。

 

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親の介護で必要となるお金の不安と真実

親の介護でもっとも不安になるのが、お金の問題です。私もお金のことで悩みましたが、実際に介護をしていくと、破綻するほどにお金を費やすことはありませんでした。介護関連情報をネットで検索をして不安になる人が多いみたいですが、無駄に不安になっても意味がありません。記事を読んで心を落ち着かせてください。

 

ネットで検索した情報を鵜呑みにしない

現代はスマホが普及しているので、何かあればすぐに検索をするという時代となってきました。検索して情報を見つけることは悪くありません。ただ、ネットの情報を鵜呑みにするのは良くありません。

以前、私も親の介護でどれくらいのお金が必要になるのか不安になりネットで色々と検索をしていた時期がありましたが、はっきりいって有益な情報は得られませんでした。

結局は、市役所の相談窓口に出向いて適切なアドバイスを受けました。
今現在は、意思疎通のできているケアマネさんがいらっしゃるので、色々とアドバイスを受けながら、今までやってきたという感じです。

専門家が発信する情報

とあるサイトの情報では、ファイナンス関連の専門家が発信している情報が紹介されてました。専門家が発信している情報なので有益なのだとは思いますが、その専門家の人は自分自身が介護をしていたという経験が無さそうなんですよね。

介護の実体験が無いので、介護に必要となるお金に関する不安を煽るようなお話しか書かれてないんですよね。今後のことを考えて備えましょう的な、お話しか書かれてない感じでしょうか。備えるのは大切なことなので、親の介護のために備えようという気付きを得られるのは確かです。ただ、不安を煽って保険に加入をさせようとしているのかもしれませんが。

実体験が無いと具体的なアドバイスが難しいと思います。
空想のシミュレーション的なお話も大切ですが、現実はシミュレーション通りにいかないことも多いです。

こういったことも、私自身が10年も母親の介護をしてきたからこそ、理解できることなんです。ネットで検索した情報を読んでみて、これって掻き集めた情報を書いてるだけだというのが判ります。

親の介護で苦労した人の話し

また、親の介護で苦労した人を引っ張ってきて、お涙ちょうだいのストーリー仕立てになっており、昔しに流行した「一杯のかけそば」のような人の心を打つ物語になっている情報サイトもありますが、欲しいのはリアルな情報であり、この先 親の介護をしながら自分も生き延びるための方法が知りたいんですよね。

親の介護でお金が必要となる段階になるのは、デイサービスなどの施設を利用することになったときからです。
要介護認定が上がっていくにつれて、デイサービス利用料金も高くなっていきます。

デイサービスの利用料金は、それぞれ異なりますので、各自確認をされると良いです。
ただ、どこのデイサービスも殆ど金額は同じくらいです。どこかが、特別に料金が安いということはありません。

親の介護をする平均年数

親の介護をする平均年数というのが紹介されているサイトがありました。約4年くらいと紹介されており、4年間分の介護ができるお金が用意しておくと安心であるとのことです。

この4年ってどこからできた数字なのでしょうか?

平均で4年くらいということなのだろうと思いますが、同じ境遇の人たちも、けっこう長く介護している人が多いです。

うちは10年以上経ちますけどね。

 

うちの母親の場合 | 要介護認定5の場合

1ヶ月に利用できる介護保険の金額上限が、36,000円までとなります。(お住まいの地域によって若干異なります)
その他、1ヶ月のオムツ代、食事代、送迎代、入浴などを含めると 15,000円くらいです。
総額 1ヶ月間で51,000円くらいが必要となります。

これが1年・12ヶ月続けば、612,000円となります。
かなり高額となります。

 

年金受給しているのであれば助かる

上述した1ヶ月間に必要となるお金 51,000円、年間で612,000円というのは、母親が受給している年金で支払える金額でした。母親は年金を受給しており、母親の年金だけで母親の介護に必要となるお金を賄うことができました。親の介護をするうで、見落としがちなのが親の年金受給額です。これを把握しておいた方が良いです。

親が働いている時期に保険に加入をしていたりして、毎月10万円ちかくの還付を受けている場合もあります。なので、いきなりお金の心配をするのではなく、どれくらいのお金が入ってきているのか、どれくらいのお金が足りなくなるのかをよく考えると、心も落ち着いてきます。

 

特養や有料老人ホームを利用する場合

特養や有料老人ホームを利用する場合は、毎月必要となるお金が大きくなるので、自分が少しお金を足してあげる必要があります。特養や有料老人ホームの場合も、どこかが特別料金が安いということはありません。

殆ど同じくらいの料金体系となっています。どこも、概ね120,000円~150,000円くらいとなります。1ヶ月に、150000円というのはちょっとした月収ですからね。1年間となれば、180万円となります。この辺りの金額になると、かなり真剣に悩むようになります。

だけど、年金受給金額があれば、特養や有料老人ホームに入居する金額を幾らかは手助けできます。そして、不足金額だけを家族で出し合ったりしていけば、大きな負担とならずに、凌いでいくことができます。

なので、うちの母親の場合は、母親の年金受給額だけで入居できるような特養、有料老人ホームを探していましたが、意外とあるものです。

といっても、割引をしてくれたり、入居する費用が安くなる訳ではありませんけど。