介護するうえで私が恵まれていた点

介護するうえで私が恵まれていた点としては、会社を辞めずに、自宅で仕事をすることが許されたという点です。

これは大きなメリットです。現在、私1人で要介護認定5のアルツハイマー型認知症の母親と腎臓癌末期の父親を面倒見ています。とても大変ですが、私は恵まれていたと思います。

これから書く内容は、多くの人には当て嵌まらないかもしれませんが、介護をする人とかの働き方と介護の関係性と重要性を知ってもらえると思います。

 

私の仕事

私の仕事は、IT系の職種です。エンジニア系、プログラマー系のお仕事です。なので、インターネット回線とパソコンがあれば、けっこう仕事ができてしまいます。勤め先の会社と相談をして、自宅での仕事が許されました。

仕事を自宅でこなすために、コンプライアンス的な問題をクリアーするために使用するパソコンのセキュリティ対策のチェック、無線LANを使用しないなどの細かな制約があるものの、自宅で仕事をすることができています。

介護をする側の人間が出勤せずに、自宅で仕事ができるというのは、これほど強烈なメリットはありません。

現在、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)で入院している母親をデイサービスに送り出していた時期から、自宅でを仕事をしています。会社とはメールか電話でやり取りをしています。たまに出勤してミーティングをしています。スタッフにもメールや電話で指示をだすことができますし、大きな問題を感じていません。

仕事を辞めてないので、収入源がある

なので、金銭的な不安は軽減されます。といっても、たくさんお金があるわけではないので、計算しながら、無駄使いをせずにやりくりしています。特に最近は、ネットを介して仕事をしていたり、プログラマー、エンジニア系の仕事をしている人は増えてきています。そういう職種の人は、私のワークスタイルが参考になるかもしれません。

腎臓癌の父親が転倒して圧迫骨折をしました。ギプスを作るのですが、それは実費必要となります。54,000円くらい必要となります。かなり高額ですよね?そういった予想外の出費が発生するのも介護なのです。なので、しっかりと働いて収入を得て、そして介護をした方が、良い介護できると私は考えています。

 

日中は介護に時間がとられる

自宅で仕事をしているといっても、午後までは介護で時間を奪われてしまうことが多いです。母親が入院している病院に見舞いに行ったり、父親を病院に連れて行って、付き添いで検査をしたり主治医からの説明を聞いたりしています。その他、母親の保険関連の手続き、確定申告をしたりなど、父親の要介護認定申請をしたり、やることは多いです。最近は、精神障害手帳の更新時期がきておりますので、その手配をすすめているところです。

介護だけではなくて、それを取り巻く雑務が大変

介護とひとことでいっても、色々あります。私は介護を取り巻く雑務の方が大変だと思っています。例えば、着替えとかパジャマの洗濯とか大変です。汚れてしまうことがあるので、常に予備の下着やパジャマがあると良いのです。なので、常に洗濯をする必要がありますし、替えが必要です。

介護をしやすいように前開きの下着やパジャマなどが必要となります。
なので、ネットショップでまとめて購入したりしています。

あとは、オムツのストックも必要となります。
やることは本当にたくさんあります。

苦労話をするつもりはありませんが、要介護度が高くなれば、もっと色々なことが必要となってきます。
気持ちを強く持ってがんばりましょう!