無知だったので判らなかった介護保険と医療保険の仕組み

これは、母親の方の話です。

アルツハイマー型認知症がすすんでおり、精神障害手帳を取得(等級1)しています。
医療福祉費支給制度(マル福)もあります。

という条件があります。

そして、特養に入居させようかなどと考えていた時期があり、見学にも行きました。結局のところは、誤嚥性肺炎となり入院をしまして、その後は介護療養型医療施設に入院することができました。

そして、お世話になっていたデイサービスの方やケアマネさんから紹介された特養などにも見学を行きました。入居すると、かなりのお金が必要となります。15万円~22万円くらい必要となります。一般的には、サ高住と呼ばれるところも選択肢にはいってました。

誤嚥する場合、特養などには入居できないこともある

特養などを探したり、見学したりして、迷走していたりもしましたが、誤嚥性肺炎で入院してしまい、特養などに入居することができなくなりました。その方が、ある意味良かったのかもしれません。

病院からは、介護保険で対応するよりも、医療保険で対応した方が良いとアドバイスを頂きました。

医療福祉費支給制度(マル福)を持っているからです。

医療保険で対応する

つまり、特養などよりは、介護療養型医療施設、療養病床などをはじめから探した方が良かったですよと言われました。そのように言われても当時は知識がなかったので判りませんでした。色々と経験していくことで、判ってくることの方が多いです。

つまり、介護保険で対応するのではなくて、医療保険で対応をした方が良いという意味です。それが、はじめのころは知恵が無かったので判らなかったのです。

介護療養型医療施設、療養病床などは入院費用が高額となった場合、高額療養費制度により、支払限度が定められており、負担を軽減してもらえることができます。当時は、無知だったので介護保険で対応できること、医療保険で対応できることの違いなども判りませんでしたし、そういったことを教えてくれる人も居ませんでした。

少しだけ遠回りした感がありますが、母親は介護療養型医療施設に入院をすることができて、今は環境の良い施設で介護ができています。

なので、介護をするから介護保険で対応するという考えから、医療保険で対応するということも考えると、介護の仕方やコスト的な面でも助かることがありますので、視点を少し変えてみると良いです。

現在、母親が入院している病院

地元では有名な病院の先生が立ち上げた病院で、地域包括ケア病棟、療養病棟(療養病床)のある病院です。介護保険と医療保険を使って介護してもらえる病院もあります。特養などに入れない場合も地域包括ケア病棟、療養病棟(療養病床)のある病院を探してみるというのも良いです。